カテゴリー「京都」の246件の記事

蓮の蕾に

 映画館後に東寺まで歩く。

 途中の植え込みで蝶々が蜜を求めて飛んでる。彼岸も近いが、まだ日差しは夏だ。

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 東寺の蓮の華はもう終わって蓮の実になっている。よくみると、蓮の大きな葉のかげに隠れるように、一輪だけ蕾の蓮を見つけた。蓮は、仏教、特に浄土往生を象徴する華だ。周回遅れのようでもあり、また人知れず隠れるように咲いている姿が、市井にひっそり佇む隠れた念仏者のようで、どこか尊かった。

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「お池にはすちのお花が咲いた。
 はちすよい花、きれいなお花。
 どの子にあげよ、誰にやろう。
 はちすのお花をもらう子は もらう子は、
 み仏さまのかわいい子」
  南無阿弥陀仏

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東寺に卵?

 散歩。今日は、東寺まで歩くコース。境内をぐるっと大回りしても、往復で35分のコースだ。

 南大門からはいる、見慣れない光景が広がっていた。

 「なんだ、これ?」

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 卵型の風船が境内を埋めつくしている。

 なにかイベントがあるのだろうが、何かがあるのかは分からなかった。

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 今夜は、いよいよ東京オリンピックの開会式。哀れなぐらい、批判とケチがつきまくったセレモーニもないだろう。それでもいろいろツッコミながらなんとなく見るのだろう。

 

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祇園祭~後祭の山鉾

 京都シネマで『ライトハウス』を観終わて、四条烏丸の映画館をでると、祇園祭の「後祭」で一部の山鉾が建てられていた。戦後、17日の「先祭」と合同で行われていたのものを、本来の形(前祭・17日と、後祭・24日)に戻して、最近ではすっかり定着してきたが、やはりコロナの感染対策で、一部の山鉾だけが建てられて、巡行は中止となった。

 それにしても暑い。19日に梅雨明けしたかと思うと、いきなり37度越えが続いて、連続の猛暑日。慣れたとはいえ、マスクは堪えるな。

<曳山の南観音山↓>

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<同じく曳山の北観音山↓>
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<大船鉾・龍頭に金箔が張られ黄金の輝き↓>

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祇園祭~前祭の山鉾~

 昨年に続き、今年も新型コロナの感染拡大で、祇園祭の山鉾巡行の中止が早々に決定していた。
 ただ昨年と少し違うのは、技術継承の意味もあって、一部の山鉾が建てられることになった。それでも、宵々山、宵山という形式は中止で、夜になっても駒形提灯も灯らず、屋台も出ずに、寂しい限りではある。当たり前と思っていことが、ここでも崩れきたことを感じさせられる。

 「静かに見守ってください」というお願いはあったが、一部でも山鉾が建てられたおかげで、少しは祇園祭の風情を楽しむことができたのは、よかった。
 さて、来年は、例年どおりの祇園祭になるだろうか。

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長刀鉾↑
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放下鉾↑
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月鉾↑
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鶏鉾↑
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函谷鉾↑
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霰天神山↑

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まるごと! 龍谷大学ミュージアム』展

『まるごと! 龍谷大学ミュージアム』

 龍谷大学ミュージアムが日本初の仏教総合博物館としてオーブンして10年。それを記念した企画展。緊急事態宣言の発令があって、一時、ミュージアムも閉鎖。そのまま終わってしまうかと思っていたから、会期延長の上で、また再開された。

 所蔵品の提示なので、ほとんどがこれまでの展示で観たことがあるもだが、一同に会するのはよかった。しかも今回は撮影OK。せいぜいSNSでCMしてください、ということなのであろう。

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 浄土真宗は仏教美術の関して、特に仏像の分野では、新興勢力で、信仰歴史も浅く、弥陀一佛なので、バリエーションも乏しい。(といっても1点だけ展示↓)

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 ただ西本願寺は、大谷探検隊の歴史があり、シルクロードやガンダーラの仏教美術とのつながりもあるので、収集品にも、古い(2~3世紀とか4~5世紀)ガンダーラ、マトゥラーの仏像や神像が、半数を占めていた。不思議と、東南アジアや中国、また今のインドのものよりも、このころの仏像は、写実的なリアリティーがあるだけでなく、日本人の琴線に触れるような哀愁あって、人気もある。

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 また、仏像だけでなく、お釈迦様のご一生を表す仏伝浮彫の一部も多く展示されていた。これは、釈尊の前生譚で燃灯授記↓

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 いろいろと撮影したので、合間、合間に紹介できればと思っている。
 

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桜(二)

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 日課の散歩コースである東寺。

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 春の特別拝観や夜間のライトーアップも始まっているが、日頃歩くのは無料拝観の境内のみ。

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 それでも結構、桜が楽しめる。

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桜(一)

 母は、歩くのがかなり不自由になってきた。桜を観たくても、砂利道がダメ、石畳の道がダメ。ということは有名な社寺は難しく、車の車窓から眺めて、少し歩きやすいところを散策するということになる。

 昨日がほんの少しだが、夜桜がきれいだった。予定していなかったが、ほんとうに近所の、かつまったく有名ではない桜を、急きょ見に行くことになった。

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 東九条の氏神である宇賀神社の桜。ぼくの散歩コースのひとつ。

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 鴨川沿いの桜もきれいだった。これも散歩コース。
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 伝道院の隣の公園。京都タワーとのショット。

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早咲き

 映画館の途中、元小学校の庭の桜が、早くも満開になっていた。

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 例年、ここの桜は早いのだが、今年は、2月にとても寒い日があり3月は温かいという条件が揃い、かなり早く満開になっている。道行く人々も、スマホで撮影している。今は、統合されて別の用途で使われている元小学校の桜。今年は、桜の鑑賞についての標示が添えてある。

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「足柄桜」とある。金太郎の足柄山に関連するのだろうか。「春めき」という名称もあった。

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 感謝の気持ちを込めて「有難う」と、写真に収めた。
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紅梅、白梅

 散髪に出かけた。

 三寒四温ではないが、このところ20度近くになる春のような陽気があったかと思うと、最低気温が氷点下となって厳冬に戻るといった、寒暖の差が激しい気温が続いている。好天の日が続くが、北風や西風の強い日は寒く、南風の日は温かいようだ。

 帰路、梅小路公園を散策する。コロナ禍の自粛生活の中で生まれた習慣かいくつがある。その中の一つが散歩である。それまでの散歩と違う点は、3分交合に早歩きと普通歩きを繰り返す、インタバール走法を30分間以上している。これがなかなかいい感じである。

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 梅園を横切ると、紅白のウメが咲いていた。見頃はもう少し先かもしれないが、早いものは紅白ともに咲いている。

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 風はまだ冬の冷たさだったが、青空の中で、春は確実に近づいている。

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<白梅は冬至>
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<紅梅は大盃>
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<新平家は、淡いピンク>
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<春の訪れを感じる>

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「ほとけと神々大集合」~岡山の宗教美術の名宝~

 風も強く、雪が舞い、冷え込む。

 母も一緒に、龍谷大学ミュージムの『ほとけと神々大集合』~岡山の宗教美術の名宝~と題した展示。「なぜ、岡山なの?」 まったく仏教美術のイメージがなかったが、岡山県立博物館の改修工事に伴う企画で、おかげでまったく知らなかった岡山の宗教美術に触れられた。岡山は古来、吉備国と呼ばれ、大和や出雲に並ぶ一大勢力地であったという。同時に、美作は、法然聖人の誕生地であり、臨済宗の栄西もまたこの地の生れだという。

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 真言宗(イメージとしては四国や和歌山だが)の勢力が強いのか、第一章は、密教美術、第二章は、神仏習合の美術と題されている。ぼくには、仏教美術の中でも、一番、馴染みのないところ。、曼陀羅も呪術めいて敬遠しがちだ。でも、重要文化財の両界曼陀羅(胎像界と金剛界)がとてもよかった。保存状態がよく彩色も美しく、細やかなところまで見ることができた。後、十二天(入れ替えで6幅ずつ)の図画も、きれいだった。バラモン教の神々が、仏教守護の神々として仏教に取り入れられていくプロセスを学んでいたので、興味をもってみることができた。また、本来、偶像化されない日本の神も、仏教の影響で偶像となるが、男神や女神があるのが面白い。さらには神仏習合された神や仏たちも提示されていた。タイトルは「ほとけと神々、大集合」であるが、「大習合」でもよかったかも、、。

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 2階は常設展示でお馴染みのものが多かったが、企画は3階のワンフロアーのみのだったが、すべて初見で岡山の仏教美術にすこしでも触れられて、予想外によかった。

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