カテゴリー「京都」の176件の記事

大文字送り火

Img_3109  夜8時すぎに、母のところに行くと、テレビを観ていた。大文字送り火の中継である。すっかり忘れていた。昨年は大雨でうまく点火しなかったが、今年は天気はいい。屋上に上がるが、まだ何も見えない。正確にいうと、大文字の火が燃えている明かりと煙がビルの奥に見えている。五山(六つある)のうち、華光会館からは一番よく見えた如意が岳の「大文字」だったが、このビルが立ってから見えなくなった。
 
Img_3117 次ぎの点火まではまだ時間あるので、3階に戻って夕食を食べながらテレビで鑑賞。20分ぼどしてからまた屋上へ。隣のビルが立ってから船形が見えなくなり、いつの真にか鳥居型も左が欠けるようになり、今では、はっきり見えるのは「左大文字」だけになった。
 
 翌日、自力整体に行くと、「昨晩は皆さん大文字をご覧になられましたか。私はテレビで鑑賞しました」と先生が言われた。、他にImg_3121も「テレビの方がよく見えますね。鳥居型たけ赤色だと解説で聞きました」とか仰っていた。

 まあその意味で、ぼくはテレビと実物との折衷派。ただ長らく外には観に行っていない。

 二つだけしか見えなかったが、お盆の終わりだけでなく、夏の終わりも告げる風情ある宗教行事。

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台風の三十三間堂

Img_3055_2 台風5号が接近する。昼過ぎ、聴講中の仏大の四条センターから、午後の講義は中止との連絡。事前申込制ではないのに、わざわざの電話連絡に感銘を受ける。何百人も連絡が必要だろう。

 仏の子供大会に家族で参加されたアメリカのKさんは、午後の予Img_3057定がキャンセルになった。何度か京都に来られているが、東西本願寺以外は拝観されたことはないそうだ。明朝は東京へ移Img_3069動。少しでも京都案内をすることにした。まずは東寺へ。ところが、閉門の時間ではないのに、駐車場が閉まっている。狭い門から車が出できたので、そこから入場するも、台風接近で拝観は終了とのこと。出入りは拝観の帰り用。雨、風ともに強くなっている。庭園拝観のお寺ではずぶ濡れになるだろう。国立京都博物館も休館日だ。ダメもとで、三十Img_3062三間堂に行くと、また拝観中。東寺もここも、台風の中で動き回っているのは、海外からの観光客ばかり。皆さん、英語の解説板を見ながら、熱心に拝観されていた。

 三十三間堂は通称で、正式名は蓮華王院本堂。ときおり激しい風がお堂を叩きつける中で、丈六の千手観音様を中心に、1001体ものの観音様と、その眷属で、鎌倉時代の写実的なリアリティー溢れる国宝の二十八部衆の神々を、ゆっくり拝ませていただいた。二十八部衆は護法の神々で、親鸞様が現世利益和讃で歌われている神様も多い。一番は、那羅延堅固の像。これは48願中26番目にある那羅延身(つまり金剛力士)の体躯を備えさせたいう願文にある。このような力強い神様が多かった中で、鬼子母神だといわれる摩和羅女像の合掌の姿は、信仰の内面の静謐さが伝わるようで秀逸だった。また台風の中で拝ませてもらう、国宝の風神・雷神像も格別。それしても1001体の観音様は圧巻の一言。http://sanjusangendo.jp/

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 傘が壊れるほどの強風中、三十三間堂の境内にある法然聖人の遺跡だけにはお参りした。この「法然塔」は別名「名号石」ともいれ、「土御門天皇」の命により、後白河法皇の十三回忌が営まれた際に、この地で、法然聖人がお弟子と共に「六時礼讃」を勤行し、書写した『浄土三部経』を奉納れたというのである。この碑の存在は知っていたが、施主が「土御門天皇」だっとは知らなかった。この4年後、親鸞聖人が強く怒りを結ばれた相手だったからだ。当初は、法然聖人を慕いながら、結局、興福寺学徒たちの圧力で弾圧する立場になられたということであろうか。 

ここをもつて興福寺の学徒、太上天皇(後鳥羽の院と号す、諱尊成)、今上(土御門の院と号す、諱為仁)、聖暦、承元丁卯の歳、仲春上旬の候に奏達す。主上臣下、法に背き義に違し、忿りを成し怨みを結ぶ。これによりて、真宗興隆の大祖源空法師ならびに門徒数輩、罪科を考へず、猥りがはしく死罪に坐す。あるいは僧儀を改めて姓名を賜うて遠流に処す。予はその一つなり。しかればすでに僧にあらず俗にあらず。このゆゑに禿の字をもつて姓とす。空師ならびに弟子等、諸方の辺州に坐して五年の居諸を経たりき。

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祇園祭・前祭の山鉾巡行

 Img_2372_2連れ合いと一緒に、祇園祭(前祭)の山鉾巡行へ。

 この時期、厳しい暑さはつきものだが、今年は、幸い雨でもなく曇り空である。昨晩の宵山に行くつもりだったが、出かけに急な雨になってやめたのだ。今日は歩き回らずにじっと待っているのだが、薄日でも汗が流れてくる。観ているだけで疲労感はあるが、朝9時から始まってすでに1Img_2523時を回り、それぞれの山鉾が町内に帰っていく、最後の辻回しである。出発した時は、元気だった巡行の参加者の疲労の色も濃いだろう。新町通を下って四条通にでる角で、見学した。

 この時間になると見物客もかなり減ってはいるが、それでも人込みと暑さは少々の苦行だが、何度見てもいいものは、いいな~と、楽しんだ。写真はちょこっとですが、少し雰囲気を。

 以前の(前祭)の山鉾巡行の記事はこちら。
http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-31b2.html
http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-6da5.html

≪先頭の長刀鉾↓≫
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 ≪芦刈山↓≫
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  ≪函谷鉾↓≫
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 ≪月鉾↓≫
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 ≪月鉾と綾傘鉾↓≫
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≪白楽天山は外人さんはが担ぎ手↓≫
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 ≪鶏鉾↓≫
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西本願寺花燈明

Img_0222  その伝燈奉告法要を記念行事として、「西本願寺花燈明」とネーミングして夜間の特別拝観が行われていた。去年のライトアップは、御影堂や阿弥陀堂をスクリーンにしたプロジェクション・ マップング。単純なライトアッブの飛雲閣は幻想的ではよかったが、ただ外見だけなので、「うーImg_0230_2ん」という感じ。かなり投資はしたらしいが、評判はどうだったか。

Img_0231 ところが、今回は国宝の唐門や国宝の書院の内部の夜間拝観である。それが、「とてもよかった!」という興奮気味の声を聞いた。地元の新聞に「いちげんさん、大歓Img_0237迎どす」という広告チImg_0242_2ラシまで入っている。

ということで、ぼくが行けるのは、今日しかないという日(第9期の最終日)を狙って、本山へ。すでに夕陽が沈んで、夕焼けが東寺を染めていた。龍谷大学の門からはいっていくが、時間ちょうどにいったが長蛇の列だ。もう前から整理券の配布が始まっていた。それでもだいたいの目安時間を教えてもらえるし、整理番号のグループ分けができていて、効率よく待つことができる(だいたい45分待った)。職員の皆さんの対応も親切だ。ライトアップされている龍谷Img_0250学の大宮学舎で時間を過ごした。こうしてみると、大学も美しい。

Img_0266 国宝の唐門を通って書院へ。対面所は得度のときにお斎をいただいた場所だ。白書院も、襖絵だけでなく、欄間の細工もすばらしい。天上絵ひとつとっても、さすがに国宝である。昼間見ても価値のある国宝Img_3226で、何度も訪れているが夜間は観たことがない。初めての試みだという。灯に照らされたそれは華麗で、かつ幻想的でもある。Img_0275大勢の参詣者がいただが、皆さん、感嘆の声をあげていた。

 国宝の飛雲閣もライトアップを外から見Img_0277学させてもらって、最後は、「生かされていきていることへの感謝」をもって参詣ください、というので、その境地にはほど遠いが、御影堂前でお念仏して終わられたもらった。

 次回は、5月24日(水)~31日(木)の夜7時~9時30分(9時10分最終)。後で聞いたところでは、後の方が空いているらしいので、9時前が狙い目か。無料ですが、熊本地震の募金をされているので、ぜひご協力を!
http://www.hongwanji.or.jp/dentou/info/001742.html

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みどりの日

Img_0166 永代経が終わって、会館の事務所も5日間のお休みに入った。ぼくは、その合間に法座はあるし、事務所もあけられない。映画館にImg_0163は通ったが(これはいつものこと)、だいたいは留守場をしていた。

 4日のお昼だけは、簡単なお弁当とワインをImg_0159もって、近くの梅小路公園に行く。

 コンサートや催しで賑やかである。初めて、みどりの日であることに気付いた。

Img_0187_2 街中の造られた空間だが、みどりの中で、ゆっくりとお昼を食べた。ちょっと人込みを避けた場所に陣取ったか、日にちも、行動も、Img_0157_2まったく昨年と同じである。ただ花々だけは、ちょっとだけり遅いようで、八重桜が咲いていた。ツツジは見ごろだ。天気もよく、気温も温かだ。一時ではあったが、気分転換に最適。

http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-9278.html
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隠れた桜(2)~仏光寺を観ながら

Img_9535 仏光寺は、門の側にある染井吉野と、御堂の横に2本のしだれ桜がある。いつもは静かなお寺も、今日は華やかだ。境内には、洒落たカフェ、芸術系大学のグッズのショップが出来ていて、お客が増えていた。

Img_9897_2   ところで、京都は、桜の季節、遠近各地から観光客が押し寄せて、宿を取るのもたいへんである。例年なら、三月末には咲きImg_9544だし、四月上旬に満開を迎える。
 ところが、今年の開花は1週間以上は遅かった。開花後も気温が低く長持ちして、4月中旬まで楽しめた。

Img_9893 が、例年を見越し、3月末に食事の予約をされた方はがっかりだった。しかしそこも自然のなせる技で、人間が関知できないところに値打ちがある。ところが、桜が咲いていないことを怒るSNSや、桜を売Img_9894_2りする料理屋へ苦情が多数あったという記事を読んだ。

 残念だと愚痴がでるのが普通だろう。しかし怒りをぶつけるとなると責任転換も甚だしい。サーピス過剰の世の中で、金さImg_9943え払えば何でも叶うという風潮が恐ろImg_9902しくもあるし、思い通りにならないと拗ねる幼児のようではないか。

 残念に思う心情はそのとおりだが、叶わないことがあるからこそ、次ぎの楽しみや喜びも大きくなるというものだ。自然への畏怖の心を忘れ、ますます傲慢になる前に、ちょっと考え直さないとと思われた。

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京都府立植物園の桜

Img_3209 例年、春は母と一緒に桜を観に行く。秋の紅葉と同じ恒例行事となっている。行ける場所の制約が増えてきた。今年は、母のリクエストで府立植物園へ。ある京都同人の強いおすすめだ。ただ広いのでImg_9663歩くのがたいへんじゃないかと思ったが、砂利道ではないこと、段差がないことが、決め手となった。砂利道で段差があるお寺の方がたいへんになってきた。

Img_9846  今年は桜が遅かった上、満開なってから、気温が低く長持ちしている。ただ天気はよくない。今日も曇り空で、風も強くて、かなり肌寒い。折畳傘はもっていたが、雨の合間で降らずによかっImg_9661_2た。

 途中、二条城を通ったら観光客で賑わっている。鴨川沿いを進むと土手の桜は満Img_3194_2開に近く美しい。三方を低い山に囲まれて、市街地を流れる鴨川からの風景が、京都しらい景観のひとつ。

  植物園は人手はまあまあというところ。駐車場も混んでなかった。光地とは違うのImg_9704か、それとも夜桜に人気があるのか。、桜はととても見事だった。

Img_9751 しかも実にさまざまな種類のものがある。山桜にしてもいろいろある。白色が強いのもからピンクかかったもの、そして赤色と、グラディエーションが美しい。チュリープも見ごろで、赤とImg_3207_2_2白の対比が面白かった。

 大きく染井吉野系と、枝垂れ桜系のものにエリア大別されていたが、何事にも複合というのか、中間のものがある。

 枝垂れ染井吉野。ふーん、知りましせんでした。(右の写真→)Img_9833_2

 さくらエリアとは別に、枝垂れ桜の巨木が1本あった。こちらも見事で、淡いピImg_9638ンク色で、上品な花をつけていた。(↑上の写真)

 母も元気でゆっくりではあるが、自力で歩くことができて、さくら以外のエリアも見ることができた。温室に入りそうだったが、ぼくはこれからまだ次ぎの勉強会の予定があったので、ちょっと早めに切り上げた。元気でなによりかと、、。
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隠れた桜(1)~平等寺(因幡薬師)~

Img_9559  北陸の桜は蕾だったが、京都の桜は咲き出してた。例年より1週間以上は遅れているで、長く楽しめそうだ。

 新学期となり、今年度も仏教大学四条サンターの一般講座を聴講Img_9583することにした。3講座を受けるつもりだが、大乗仏教の立場からの「仏教入門講座」と、「仏・菩薩とは」の二つは、大乗仏教の立場からのお話。もうひとImg_9557つは、「浄土法門源流章」の原文講読だ。

 帰路、道沿いにあるお寺の桜を少し見る。別に有名な桜の名所ではないが、境内Img_9564の桜がアクセントをそえている。

 烏丸の高辻を下ったところにあるのが、平等寺、因幡薬師である。平等院ではなImg_9568い。http://inabado.jp/index.html 
 以前、ここを会場に、1週間の間毎日通って、インド人の先生から呼吸法を教えてもらったことがあるので、ちょっと馴染みがあImg_9584る。市内の中心部、ちょうど六角堂のような感じのお堂で、境内も狭いが、正面からは見えない本堂の奥の左右に、3本のサクラがあImg_9582_2る。1本はもう満開に近い。

 最後に、東本願寺の桜を、門の外から眺めた。

 まだ肌寒いが、もうすっかり春爛漫。Img_9571
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京都鉄道博物館

Img_8702 午後から、梅小路にある京都鉄道博物館に行く。

 近いので何度も前を通りながら、子供たちでもいないと来ることはなかった。列車には興味がないので、とちょっと渋っていた母も一緒Img_8674に連れ出した。最後は、「興味のないものでも、楽しかったわ」と話していた。

 平日の午後で、空いていた。おかげで、Img_8659ゆっくりと、巨大な鉄道ジオラマを観たり、運転シュミレーションもできたりと、けっこう楽しかった。かなり広い施設で、母の歩くペースと、自由に動く子供を探す作業?もImg_8642あったからだが、旧来からあったSL館には寄れないまま、閉館となってしまった。SL館は、小学校時代から、それこそ何度も来Img_8650ている。

 ぼくも、子供たちも、それほど鉄道に興味があるわImg_8610けではないので、二度めはもういいかなーという気はする。たぶん、水族館の方が好きだろう。しかし、大人の方でも、鉄道好きな方にはおススメである。

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宝ヶ池~珍しい訪問者~

Img_8531_2  言葉が分からないが、雪に大興奮なのはおばあちゃんだった。この旅で生まれて初めて雪を観たという。日曜日は、大雪の広島を堪Img_8527_2能したそうだ。もう少し歩きたいというリクエトスで、近場で、まだ雪があるだろうところを目指す。日曜日の都道府県対抗女子駅伝で大雪になっていた国際会議場あたりを、車窓から覗き、宝ヶ池に戻る。宝ヶ池に、この季節、夕方に訪Img_8536れる人はまずない。

Img_8540 それゆえだろうか。珍しい訪問者が駐車場にいた。鹿が三匹も降りてきている。野生シカが、こんな都会に出てくることに驚いた。が、驚いたのは鹿も同じことで、すぐに少し小高い場所に逃げた。人間を警戒している。奈良や宮島ように、餌付けされ飼いImg_8545馴らされたものとは違う。山から、交通量のある道を横切ってここまImg_8549できたのだろう。警戒しつつも、まだ見えるところで草を食べ続けていた。

 宝ヶ池は靜寂。訪れる人もいない。墨絵Img_8561のような風景だった。

 雪にいちばん喜んでいたおばあちゃんは、ちょっとした雪合戦をしたりして、はしゃいでいる。
 ぼくも今回、予期せぬ形で、国際会議場や宝ヶ池の雪景色を見ることが出来た。雪の金閣寺も、生まれて初めてである。来客でもないと、まず訪れることはなかっただろう。
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