ウクライナ国立バレエ「ドンキホーテ」を鑑賞
お昼を食べたカフェで、「今夜、ロームシアターにウクライナのパレエを見にいくねん」と話すと、「バレーポールですか」という惚けた返答。「ロームシアターでバレーはないよ」と笑ったら、「バレエなんか見たことないわ」と。ぼくも本格的なバレエを見るのは生れて初めてだ。でも「本格的ではない」ものなら何度か見ている。子供がバレエを習っていたので、年1度の発表会で見たことがあるからだ。
自力整体のお仲間のご縁で、今回もお声かけて頂いた。これまでは、コロナ禍やウクライナ侵攻で中止なることもあり、昨年8月に、「キーウ(旧キエフ)の友と愛と平和」という、ウクライナバレエ団が客員するバレエを見たのが、初めてだった。不出馬宣言直後の門川京都市長が、表彰や挨拶をしていた。京都はキーウとも姉妹都市でもあるが、大晦日の紅白歌合戦で、審査員を勤めた寺田宣弘氏(写真中央)が劇団の芸術監督を勤めていることもあり、京都との縁は深い。
前列7番目の真ん中の特等席は、18-19-20番と三願転入のような席番だ。連れ合いと娘は、着物姿で鑑賞する。
昨年12月から1ケ月近く日本公演が続いていて、京都での演目は「ドン・キホーテ」だ。有名な小説がパレエとして上演されてから100年以上、「バレエの祝祭」といわれるようで、明るく華やかで美しい舞台だった。何よりも、ダンサーの体幹やスタイルのよさはすごかった。バレエ経験者の娘の解説によると、バレエは究極の様式美なので、プロの人でも、基本動作は変わらず、それを何度も何度も反復し、からだを鍛え、節制をて、より美しく、よりたくましく、自然に身につくまで、絶え間ない鍛練を行なうのだという。
初めてでも、堪能するステージでした。
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