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命日に

 孫の付き添いで、姉も仏の子供大会に参加してくれた。母から見ると、母-娘-孫-曾孫と、4代が揃ったことになる。

 翌日は、父の命日。八周忌になる。8年前の夏も猛暑だった。仏の子供大会に参加して、3日後に倒れたのである。

 6月に得度をおえた娘の調声で、家族だけでお参りをする。お「正信偈」の後の六首の和讃は、父の「三帖和讃講讃」から和讃六首と、その意味(意訳)をいただいた。

 勤行のあとで、母と姉は、昨年の母の特別講演会の原稿のチェックを念入りにしていた。最後の質疑応答のあたりで、一緒に座る。姉が編集した文章を音読して、訂正する作業だった。文章を目にした時と違い、本人を前に、声に出された文章には重みがあった。母の八十八年の生涯がこめられている。しかも、父の命日にその作業があったことも感慨深かった。60年以上も、父と母の二人三脚での伝道の歩みが、そこにはあった。
 そにれしても母の記憶力の良さには驚くばかり。 

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