日髙支部(報恩講)法座
豊岡市での報恩講法座。施主様のケガで開催を心配してたが、無事に法座が開かれた。参加の皆さんも出入りがあった。ご縁が整い、急遽お参りを決まった方、逆に急用で涙をのんだ方もある。横浜や愛知、滋賀、大阪、京都、そして鳥取と遠方からの参加者が、豊岡の地に集う。施主の呼びかけ、彼女を慕うさまざまな力が集って、実現した。すべてこの地に流れている法の働き、威力によるものだ。
『華光出佛』から伊藤先生著の「宿善の実の熟する頃」を頂く。この地で読ませて頂くには、びったりの内容。『悟痰録』や「宿善の実の熟する頃」に登場する、赤江さんはこの豊岡の方で、後に強信でならした豊岡同人と結婚されて、始まったばかりの仏の子供大会の会所のお世話もして下さっている。もう少数になり、老苦、病苦の真っ只中におられる古老の同人たちから、古き華光の雰囲気やエネルギーを感じずにはおれない。特に、2日目の日髙町ので法座では、古老たちが皆さん揃って下さった法座となった。
目には見えなくても、確かな「遺弟の念力」を感じさせられる法座。今の教学や知識を中心した浄土真宗ではない、一文不通の老婆が称える生きたお念仏ががここにはある。南無阿弥陀仏
<日高を流れる円山川・悟朗先生のご旧跡>
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