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笹の墓標展示館 全国巡回展の法要

 朝から雨が降っている。着付教室に出かけていた連れ合いを京都駅前で拾って、そのまま二人で本願寺聞法会館に出向いた。

 「北海道・笹の墓標展示館」の全国巡回展の京都会場(本願寺聞法会館)の初日に合せて、追悼法要が営まれる。ぼくも法中として法要に参列。導師が、昔からよく知る信楽ゼミの大先輩である。他に、浄土宗西山派の僧侶がお二人、浄土真宗は本願寺派と大谷派の僧侶が各一名。宗派は違うが共通の経典がある。『阿弥陀経』という話もでたが、呉音と漢音(かんのん)違いがあるので、『重誓偈』(浄土宗は『四誓偈』、大谷派『三誓偈』)が勤まる。表白から始まり粛々と進む。

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 法要の後、しばらく毛利悠先生と歓談。その後、連れ合いがお世話になってきた宗平協(宗教者平和協議会)の方に引き合わせてもらう。聖護院門跡の宮城泰年先生も、今週はここに助っ人にお出でなるのだが、残念ながら今日はお会い。

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 これまで体験することのなかったこと、会うことのない方々の出会いもあって、不思議な気分で帰宅する。

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 夕方、突然の訪問者がある。これまで2度(その方のお父さん(ぼくには父親と同世代の遭った事のない従兄弟)のご往生の時にお世話するご縁)で会ったきりの親戚が訪ねてくる。「ああ、こんな頼みごともあるのね」とまたまた驚いたが、これもなにかのご因縁なのだろうからと引き受ける事にしたが、ほんとうに大丈夫かは不安。まったく予想外のことでかなり驚いた。
 
 そんな気持ちのまま、次女の誕生日に祝いを兼ねて家族で会食する。場所は、親鸞聖人の霊夢の地、六角堂のビルで、エレベーターから六角堂を眺められる。ライトアッされた六角堂を、不思議な気分で眺める。

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 なんか朝から晩まで不思議な1日が終わった。

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