比叡山へ(2)~椿堂~
車なら比叡山ドライブウェーを使えば(別料金になるが)、すぐに西塔につく。
駐車場からは、すぐのところに目的地の椿堂があった。
思っていたよりも、ずいぶん近く、また小さなお堂であった。もうすっかり忘れていた。
聖徳太子1400年御遠忌を記念して、この椿堂がご開扉されている。その伝承されるおいわれはこうだ。「その昔、比叡山に登られた聖徳太子が、山の一角に光を放つ霊地を見つけられ、そこにお堂を建立され、守り本尊である観世音菩薩を安置された。そしてそこ持っていた椿の枝を突き刺されたら、その枝がみるみると成長して大きな椿となり、いつしか椿堂と呼ばれるようになった」というのである。もちろん、その後、焼き討ちにあって再建されたものである。
本尊の千手觀音像が光り輝いていた。この中に、胎内仏として弥勒菩薩像も収められているのだが、現在、国宝殿で見ることができるが、もちろん初公開である。
せっかくの勝縁です。機会があればぜひお参りください。12月4日まで、開扉中。
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