「笹の墓標展示館」全国巡回展・準備会合
会合(会議)に出席のために本願寺聞法会館へ。夫婦連名で案内が届いたが、連れ合いには外せない用事があり、ぼく一人で出席。北海道深川市の殿平先生から「これが最後の仕事になります」とのコメントが添えてある。高校時代からお世話になり続けている連れ合いが黙っているわけはない。ぼくは、その後、真宗カウンセリング研究会の月例会の担当があったので、それまでの時間参加することにした。
~強制労働犠牲者の史実を伝える~
「北海道・笹の墓標展示館」全国巡回展(大阪・京都)
の京都会場の最初の会議である。午前中は大阪の津村別院で、午後からは本願寺の聞法会館へ移動しての会議だったらしい。会場では、殿平先生を囲んで、若い皆さんが具体的な展示の相談中。どうやら全国巡回展の中心メンバーらしい。まったく何のことか分からないまま、場違いな場にいる居心地の悪さもあった。会議室に移動すると、信楽ゼミの先輩の顔があって安心。この巡回展の経緯と、実行委員の自己紹介などを通して、この集いの意図も具体的に理解できた。
日頃お会いすることの無いような多種多様な方々が集まっておられる。出版社に、宗教新聞の関係者、大学の先生方に、各種協議会の役員、そして実行委員として実働されるのは、主に在日韓国・朝鮮人で、笹の墓標展示館でのWS経験者や、そして市民活動家の皆さんなどで、濃淡はあっても、笹の墓標展示館や殿平先生とつながりのある方だった。
北海道朱鞠内湖の湖畔に立つ「笹の墓標展示館」(旧光顕寺)は、大雪の重りで破損し、また出火によって全焼してしまった。その再建のために募金活動が始まったが、そのPRの一貫で、すでに全国巡回展が始まっていて、9月に大阪、10月に京都である会合の準備、実行委員に手を挙げて方が集っておられたのだ。残念ながら、その後の懇親会は、月例会のために欠席。逆に、会議は欠席した連れ合いは、入れ代わって懇親会から出席することになった。
ところで、2017年の聞法旅行では、「笹の墓標展示館」も含めて、現地でのWSを行なっているのは、以下のブログに書いているので、ぜひご参照ください。you tubuの映像の解説がよくわかります。
北海道聞法旅行(5)~笹の墓標~: かりもんの実践的!真宗法座論 (cocolog-nifty.com)
北海道聞法旅行(6)~白骨ならぬ黒骨~: かりもんの実践的!真宗法座論 (cocolog-nifty.com)
日頃のぼくにはない集まりで、これもご縁があってのこと、できることがあればお手伝いさせてもらいたい。いろいろな意味で刺激を受けました。
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