4日間の永代経法要法座終わる
人数制限のある前期・後期の二部制になって3回目の永代経法座。過去、2回は運営委員会でお世話だったが、今回は例年どおり支部当番での開催とし、希望される当番の方のみ、両日程共に参加をして頂いた。広島支部やお当番の皆様、また役員の皆様、4日間に渡りご苦労さまでした。ほんとうにお世話になりました。
2泊3日間、3回の法要と7座の法座から、4日間、4回の法要と8座の法座と、日数も法座の回数も増えたが、おかげで、無事に厳修することができた。さすがに4日の法座、法要もあるので、からだは疲れたけれど、法水を浴び続けて、どんどんと堅い鎧、化けの皮が剥がされていくとの同時に、お念仏によって活性化されていくプロセスでもあった。ご法は、ほかでもない、この身を通して躍動していくのだ。
法話や信仰座談会、休み時間のちょっとした会話、そして法要や勤行もまたその一翼を担っていた。一同で、声を揃えてあげる法要もなんともいえず有り難かった。
法座が8座あったので、8座の勤行があったが、「正信偈」「阿弥陀経」「観無量寿経」、そして(新制ですが)「無量寿経」と偈文で、浄土三部経をお勤めすることができた。不思議なことに、呼応するからのような3名のご講師からのご法話は、大経」の弥陀と衆生の因果のお取り次ぎであり、また「観経」のおこころから宿業のこの身こそがお目当てであるというお取り次ぎであり、それを諸仏方によって証明されるという法座となった。なんの打ち合わせないのに、不思議なつながりを感じた。ほんとうに懇切丁寧なご説法を賜ったのである。
インドの霊鷲山で、釈尊が弥陀三昧に入られ、金口説法で弥陀の本願が説かれたのと同じように、華光会館の道場が、霊鷲山の会座となり、弥陀の本願をまこと!との金口説法が響いた。それは阿弥陀様の今現在説法であり、私のこの凡夫の身を働き場として躍動する無碍のご法のお働きであり、それを、諸仏方が念仏の声で讃嘆くださる場であった。
この私は、ただご説法の、そして讃嘆の、そのみ声をお聞かせに預かるだけだ。もうそれだけですべてが整っている尊さに、南無阿弥陀仏。
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