5月は土曜礼拝
久しぶり日曜礼拝のご法話をした。厳密には、土曜日なので、土曜礼拝である。来週、5月21日が親鸞聖人のお誕生をお祝いする御誕会である。しかも、来年は、ご生誕850年(並びに立教開宗800年、『教行信証』が一応の完成を見たときから数える)にあたる。前回の、ご誕生800年(誕八)は、ぼくにとっては忘れられない行事となった。その思い出にも触れながら、聖人のお誕生から、法然聖人とのお出会いの前半生をお話した。
4日間の永代経法座が終わって、すぐ聖典講座、カウンセリングWSと続き、土曜礼拝で、明日日曜日は京都支部法座である。京都や大阪の皆さんも、法座続きで大変である。さすがに、今日のお参りは少なかった。先生、子供たち以外の大人の分級は、会館の4名を除くと3名だけである。0さん、Fさんは、近所の常連。お花やトイレ掃除に、毎週1度は顔を出して助けて下さる方である。日曜礼拝の分級座痰会は長い。このメンバーでも気軽に話題は出るが、下手をすると今生事、雑談で終わってしまうか、または、ぼくの法話的な話で終わることも考えられた。
ということで、いつも聞いているようで聞いていない、語ってるようで語っていない、それぞれの今ご心境、居所を、じっくりお話していただくことにした。詳しくは述べないが、これがとてもよかった。雑談でもなく、また堅苦しくなるのでもなく、分からないことは分からないと率直に、居所を語り、聞かせて頂いた。そして、語ったたけで終わらず、今後の聞法の態度、姿勢にも影響する転機となるかもしれない座談会となった。
いつもの顔ぶれでも、少人数でじっくり関わり、また胸を開き、率直に語り合うことが、真の仏徳讃嘆になるのだ。尊かったです。
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