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橘寺~聖徳太子御生誕~飛鳥巡り(9)

 聖徳太子の父上、用命天皇の離宮で太子がお誕生になられた地に建立されたのが、橘寺である。ここを飛鳥巡りの最後にした。

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 「仏法最初」という石碑にゾックとくる。ここから日本の仏教が始まったのだ。

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 またこの地は、『勝鬘経疏』が誕生した地でもある。太子が、推古天皇のために講義された『勝鬘経』は、女人である勝鬘夫人に説かれたもので、推古天皇にはビッタリの内容である。講義跡のすぐ側に、善悪二つの顔が彫られているという二面石もあった。

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 他にも、太子の愛馬の像とか、尊いおいわれがある三光石があったり、お堂が点在していたが、正直、お寺そのものの印象はあまり残らなかったかなーと。親鸞聖人の像は見落としました。

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 最後に、「仏法最初」の石碑の前にある川原寺跡の遺跡を見学した。ここは跡地だけ。
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 これだけ回ったもまだ時間があったが、みんなかなり疲れていた。カフェでお茶をし、道の駅を覗いて帰宅の途についた。が、そのルートもまた太子町経由で、太子ゆかりのルートであった。飛鳥の旅はこんなところまで続いていた。

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 とにかく50年ぶりに感激の旅でした。

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