飛鳥には、古代の謎の石造物が点在している。
まずは、猿石。吉備姫王の円墳にあり、男、女、法師、そして山王権現だと言われているが、確かにサルに見える。
続いて、のどかな田園の中の歩行者専用道を脇にあったのが、古墳の石窟の側室、および天井石が、鬼の雪隠と呼ばれる。
〈鬼の雪隠↓〉
<鬼の俎板↓〉
こちらは、少しだけ山間にあって、古墳の石室の基礎石だといわれる。
この街道にいた鬼が旅人を捕らえ、俎板で料理し、厠で用をたしたという伝承が残されている。
それにしても一気に春本番で、歩くうちに汗ばむ陽気。
橘寺に向う途中にボツリとあるのが亀石。「亀石前」の交差点名でわかる。
〈
亀石↓ユーモラスな笑顔〉
聖徳太子誕生の寺ともいわれる橘寺の境内にある二面石は、善悪二つの顔が彫られている。
他に有名なところでは、酒船石があるが、近くまでいくも、疲れて歩く元気がなく今回はパスした。
まったく古代遺跡とは関係ないが、お地蔵さんが、辻々に点在していた。