今日は「仏書」と「輪読法座」
今日は、午前(仏書に親しむ会)、午後(華光誌輪読法座)と法座が続く。彼岸の3連休は「仏書」「輪読法座」、そして「広島家庭法座」(法供養法座)と、「大阪支部(家庭)法座」と、3日間で4法座が列なっている。
開始直前、広島のお同行さんからの電話は、お母様の訃報。ご高齢とはいえ、かくしゃくとした姿は誰もが知るところだったので、驚いた。ご臨終のありさま、ご家族にかけられたお言葉、まさに仏法に貫かれたSさんそのものであった。
そんな気分を引きずりながら、尾上実先輩の『悟痰録』を読む。今日が、第1回目。まだ尾上さんも、聞法の緒という感じてノンビリした風情である。伊藤先生のおおらかな性格がユニークが、皆さんも笑われる場面もあった。また播州法座の旅では、古い同行(青田寅市さん)の名が出てきて、母が驚いていた。いまから80年も前のことである。ぼくが出会ったころの青田さんは、腰の曲がった好々爺という風情であったが、信のところでは筋金入れで、報恩講や華光大会などで、うれしそうにご聴聞されている姿を懐かしくを思い出された。
午後からの華光誌輪読法座は、誌上法話の「遺弟の念力」の後半を輪読したが、一連の目の前で起こり、ぽくに届いている事実が、まさに遺弟の念力の働きでないものはない。そのことを目にものみせていただく3日間となった。
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