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2月の福岡家庭法座

   2月と7月、福岡博多でのY家の家庭法座である。滋賀県の大雪で新幹線は遅れた。関門トンネルを抜けると福岡も雪が舞って、寒かった。

   2日間の法座だが、初日は会計事務所で昼座のみで、夜座はなく早めに会食となる。2日目は、家庭法座となって、朝座はY先生がご法話、昼座がご満座となる。つまり、ぼくの法話担当は、事務所と家庭の昼座2座のみである。

 テーマは、南無阿弥陀仏が成就するための利他行は、すべて陰徳(陰に隠れて見えない、知れないお徳)であり、その根源には、私一人にかけられた、釈迦、弥陀二尊の種々の善巧方便があることを、身近な具体的な例話として『親指のふし』の智子さんの遺言によって、連続無窮の働きかが続いていること、そしてその根源にある二尊のお働きを「安心決定鈔』から窺った。

 短い時間だったが、信仰座談会もビリッとした内容。それにしても、どんな適格を指摘があっても、聞く方が自分の思い、自分の都合でスルリとすり替えていくのだから恐ろしい。本願の手強さという法話はよく耳にするが、それだけわが心、わが身を頼りにとする自力心の根強さ、執拗さが恐ろしいのである。

 

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