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赤いチャンチャンコと頭巾で、、。

 10日の誕生日を前に、一足早く暦のお祝いをしていただく。福岡(大分や岐阜の方もいたが)の皆さんでお祝いしてくださるとは聞いていたが、「赤いチャンチャンコと頭巾」までお店が用意されているとは思わなかった。
 壬寅(みずのえ とら)の年。十二支と十干の組み合わせが60年で一回りして、生まれたときと同じ暦が回ってくる。それで古来から、赤ちゃんに帰るということで、赤いものを身につけるようである。頂いた写真を母に見せると、「やっぱりお父さんに似てきたな~」と。そんな歳になりましたか。

 福岡もまん延防止の措置が出ていてアルコールはなし。それでもずいぶん楽しい席になり、最後はご法の話題に華が咲いた。ありがとうございました。

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 翌日のお昼は、箱崎宮の門前のお店で博多ラーメンを頂く。御存じない方もあって目の前の箱崎宮も見学。ああ、還暦も中厄なんですね、まったく関係ないけれども。

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 厄は外からくるものではなく、この罪業の私の身から出ているものなので払ってなくならない。凡夫の身は、雑行を捨て弥陀の本願に帰し、仏と成る以外に、迷いから離れることはできないのだ。ここは蒙古襲来の時の亀山天皇の「敵国降伏」の有名な扁額がある。厄と同じく、敵とは外(外敵)ばかり思っているけれど、ほんとうに手強い敵は自らの中にあった。それに騙されて迷い続けているのである。今、本願に降参させられた身の幸せを思う。南無阿弥陀仏。
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