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連日の一周忌法要

  広島での一周忌法事の翌日は、京都の宇治市での一周忌法要である。年に3~4軒もない法事だが、今年は、1~3月に集中している。やはり寒いころに亡くなる方が多いということだろうか。

 昨日のご縁は、歴史の浅い華光では珍しく5代に渡るのものだが、今日は、まだご縁ができて5年になるか。それなのに、定年を機に会館に近い京都に引っ越して聞法されている。昨年からは、ご夫婦で京都支部長と運営委員の行事係をお願いしている。華光の法座運営では、ご夫婦でご尽力いただいているのだ。

 その出会いもまたドラマテックであったが、いったいどんな過去世のご因縁があったのだろう。ほんうとに遠く宿縁を慶べである。結局、出会うこともご因縁なら、また別れもまたれご因縁である。ならば、今、ある出会いを、そして一座一座のご縁を、大切にせさてもらうしかない。

ああ、弘誓の強縁、多生にも値ひがたく、真実の浄信、億劫にも獲がたし。たまたま行信を獲ば、遠く宿縁を慶べ。もしまたこのたび疑網に覆蔽せられば、かへつてまた曠劫を経歴せん。誠なるかな、摂取不捨の真言、超世希有の正法、聞思して遅慮することなかれ。

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