« 濱口竜彦監督『偶然と想像』 | トップページ | 華光誌輪読法座~弥陀直々の名乗り~ »

終い弘法

 弘法さんとは、毎月21日は東寺での縁日で、親しみを込めて「弘法さん」と呼ばれている。日本で一番大きな寺社の境内の縁日だそうで、12月の「終い弘法」は20万人もの人が訪れる年中行事だ。ただ、緊急事態中は中止されていたので今年は数回しかなく、さすがに出店の数も人出も、かなり少なく感じた。海外からの観光客もなかったが、それでも少しは活気が戻っているように思えた。

Img_5053

 連れ合いと娘は朝から弘法さんに出かけていた。それぞれお目当てがあった。着物関係の掘り出し物を探していてようで、同じ出店で合流したようだ。今年から着付け教室に通いだし、連れ合いはいまだに続けて通っている。

Img_5050

 ということで、散歩方々、何を買うわけでもないが、少しぶらついてきた。この日は、有料拝観ゾーンにある国宝の金堂の薬師如来像が拝むことができる。司馬遼太郎原作の映画『燃えよ剣』では、この金堂の中でも撮影があり、薬師如来像の上から演説するシーンがあって驚いた。他にも、東西本願寺や今年訪れた長谷寺など見慣れた場所がロケ地だったのて、内容以上に興味があった。

Img_5055

|

« 濱口竜彦監督『偶然と想像』 | トップページ | 華光誌輪読法座~弥陀直々の名乗り~ »

京都」カテゴリの記事

映画(アジア・日本)」カテゴリの記事