『悟痰録』始まる
前回、経緯に触れたが、10月から『悟痰録』を読むことになった。内容に先駆けて少し説明をする。
今、発行されている『悟痰録』には、二人の先輩同人の文章が収録さている。貴伝名博著の『春風吹くかば』と、尾上実著の『悟痰録』である。お二人は、『死を凝視して』に別の文章が収録されている。また尾上さんのものは、合せて『華光出佛』の納められいる。それを合せて読んでいくことにした。
貴伝名博著『春風吹くかば』 (『悟痰録』収録)
同 『死の日記』(『死を凝視して』収録)
尾上 実著『悟痰録』 (『悟痰録』・『華光出佛』収録)
同 『最後の手紙』(『死を凝視して』・『華光出佛』収録))
貴伝名博さんは、昭和十八年に、二十七歳で、結核のためにご往生された。実業家としての活躍の夢は適わず、喉頭結核病であった。
尾上実さんは、昭和二十年に、二十七歳で、結核のためにご往生された。尾上さんは、大阪商大から大阪大学医学部に転じら、医者として活躍される前の闘病であった。
「仏説が嘘だといっても、出てくる念仏が承知しません。私はこの法と、二十七歳の生涯を取り代えても、ちょっとも惜しくないです」(尾上実)
まずは、 貴伝名博著『春風吹くかば』から輪読を始めた。慣れない旧字体に苦戦しながらも、逆に集中した輪読になったのではないか。ZOOMでの参加からも、一緒に参加できてよかったと好評だった。
次回は変則で、華光誌輪読法座と連続での合せた開催。
11月3日(祝) 13時30分~16時30分=華光誌輪読法座
同 17時~19時=仏書に親しむ会(春風吹くかば』(『悟痰録』収録))の(二)電報が飛ぶから)
同人会員は、ZOOMからもご参加いただけます。
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