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「仏書に親しむ会」のこれから

 「真宗安心一夕談」に入っている。第二章の第十八願文、註1を読む。質問は出ても、この文章のおさえや、展開はない。前回から丁寧に質問に答えている。今回もそうだったが、詳細な説明(ほとんど法話)をすると、皆さんは喜んでくださる。しかし、「安心一夕談」そのものからを読みといたものかというと、少し違う。

 もともとこの集いは、「伝道研究会」という枠だった。先生方や司会役の方、もしくは意欲的な方が、教義でも、また伝道・布教の観点で、実践の立場から意欲的に学び、提起したり、意見交換する集まりだった。

 それが長年の間に参加者が固定化し、しかも2、3めいなってしまったので、近郊の同人で意欲のある方に門戸を広げることになった。悟朗先生の「安心論」を読み進めていったが、ぼくからの解説、もしくは法話という雰囲気で終始して、研究会という名目は意味を失っていた。それはそれで意味はあったが、一方的に講話でも、難しいという顔で聴かれて、最後の感想もほぼ毎回同じとあっては、ぼく自身が楽しくなくなってしまった。

 区切りがついたところで、新しい法座の提案をした。もっと皆さんの身近で、共に味わえ深められるような集いになるにはどうすべき。相談した結果、「仏書に親しむ会」として再出発することになった。、伊藤先生の『伝道精神に燃えよ』から始めて、『仏敵』『善き知識を求めて』を音読して味わうという形式をとっていた。ぼくにとっても、丁寧に読む進めることで、気づきをもたらしてくれたし、皆さんもそれぞれのところで参加されていたようだ。

 『善き知識を求めて』を終えて『悟痰録』に進む予定だったが、講習会で取り上げた『真宗安心一夕談』を希望する声があがった。未消化のままで終わったことが残念だといわれた意図はよくわかった。ただ本会の趣旨に合わないので、その旨をあらためて申し上げたが、皆さんから特に異論もなく、『真宗安心一夕談』に取り組むことなになった。そうなると、今のメンバーだけではかなり荷が重いので、ZOOMで参加者を募ることにしていい面もあった。事前の勉強会を行うなどの積極性もあったが、やはり、このメンバーでは無理があると判断した。といって、せっかくやり始めた以上、途中で終わるのはと思って、進行を早めるのも手だったが、それも勿体ない。

 ということで、率直、思いを述べて、皆さんも率直な思いを語ってくださった。いまのままを臨む人や、どららでもいいという人もあったが、予想とおり負担だったり、難しくてしんどいと思う人も多かった。続けるにしても、詳細な解説入りが前提だったので、熟慮の結果、一旦打ち切って、10月の新年度からは、『悟痰録』を読むことにした。

 その変わり、別にZOOMのメリットを生かした 新「伝道研究会」を立ち上げてはどうかと思った。ただし、今のぼくの状況では手一杯なので、誰かお世話役が名のりをあげてくださるてもらいたい。しっかり事務局を作らないと、すべて一人でやらねばならなくなる。今は、そんな集いが多いので、どこかにしわ寄せをくるとの思いがある。これはまた皆さんと相談の上、進めていくことになるだろう。

 

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