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久しぶりの東京支部法座

   久しぶりの東京支部法座だ。法座の内容もそうだが、なにより東京法座が開かれ、皆さんにお会いできたことがうれしかった。ZOOM法座の方が、移動も、宿泊もなく、断然楽だ。しかし足を延ばし、身を置かなければ得られないことがあるのだ! 支部長さんを始め、お世話の皆様、ありがとうございました。

 リアルの東京支部法座は、20年1月以来、1年6ケ月ぶり。インド仏跡巡拝の2日前だったが、大昔のような出来事に思える。日常がくずれたからだ。その後の東京の感染状況はご承知のとおりで、Zoon開催が続いていた。6月の開催は早くから決まっていたが、1週間前に緊急事態宣言も(疑惑だが)解除され、最初の週末になった。東京駅の人出の多さに驚いた。同じ緊急事態地域でも、大阪や京都、名古屋とは桁が違う。途中の広い公園も親子連れで賑わっていたし、お昼のそば屋(カレーライスを食べた)でも、昼飲み派も多くいた。東京ドームの近くのホテルもほぼ満室とのことで、人流の観点からは、次ぎの感染拡大は避けられないのは当然だなーと。首都は人口も出入りも、他の地域とは桁違いなのだ。そして、あっちこっちに(といっても、グーンと少ないのだろうが)「東京オリンピック」の垂れ幕やボスターがあった。これは関西ではまったく見かけない代物だ。

 東京支部の方でも、京都にお出でになる方も多いが、リアルで久しぶりにお会いも半数ぐらいはあった。初めての方はいなかったが、それなりに参加者はあった。「コロナになりました」という方もあたが、東京だなと。大阪、兵庫、愛知と、やはり感染拡大の地域の方は、コロナ感染済みというかたにお会いするので、もう驚くこともなくなった。同人に、ZOOM配信もあったが、カメラ、パソコン、プロジェクターと、すべて買い揃えておられたのには驚いた。

 ただ、林野会館に宿泊施設がなくなり、机-イスの会議室になっていた。さらに密接を避けるために距離を取って座ったことで、どうしても座談会の声が遠くなるのは残念だった。もう少し皆さんに近づきたいと思ったが、いまは法座が開けたこと、さらに真摯に求める方がおられたことを喜ばずにおれない。同じ宿に泊まった4名の方とは、ホテルの一室に集って久しぶりのミニ懇親会も持てた。短時間でも、これはこれで楽しかったです。

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