入学式
長女の入学式。
これまでの紆余曲折を思うと、感無量。
保護者はオンラインのみだか、深草学舎までの送迎をする。在学中も卒業後も、研究会の月例会で、毎月1度、共同研究室でお世話になり続けていたのだが、昨年はコロナ禍で校舎が閉鎖されたことなどで、会場を移動。その間に、またまた見慣れない洒落た建物が出来ていてびっくりした。ちなみに名称は「成就館」とは有り難い名。
好天、桜もきれいだ。正門前で記念撮影をする。警備員が出るほど新入生で溢れている。今日だけで2学部ずつに分かれての三部制で開かれるが二部目。人数制限があっても、1000人単位の学生の入れ替えがあるのだ。
帰宅して、茶間のネット中継をみる。第一部も少し観たのが式典は内容は同じ。ゼミの先輩が導師し、学長のあいさつも同じ(当たり前)。今日だけで3回、明日も3回。ご苦労さまという感じである。式典、50分ほどで終了した。
オリエンテーションなども済ませて、夕方にもう一度迎えに行く。写真撮影している新入生はみな笑顔で、声も弾んでいる。校内は入れなかったが、新鮮な空気は、実際にその場に立たなければ味わえないものだ。確かに、式典の様子は、何台ものカメラが設置され、カメラワーク、字幕ともに、よく構成されたものであった。しかし、所詮、茶の間でのテレビ鑑賞にすぎない。たとえ校門前で、少し学生に様子を窺うだけでも、フレシュな雰囲気に溢れていた。初夏のような陽気も肌で感じる。いくらオンラインで中継されても、現地に立たねば触れられないものがたくさんあるのだ。
昨年はコロナ禍で、入学式どころか、対面の受業すらなかなか開かれなかった。今年も、オンライン授業や合宿の中止、イベントの自粛など、制限は多い。それでもマスク越しでも実際に学生生活が送れることは、幸いである。当たり前だと思っていたことが、改めて新鮮に感じられた。
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