日高支部法座~出会えばわかる!~
よくぞ、支部法座を開いてくださった。急に担当くださったTさんのご尽力に感謝だ。
二転三転した支部法座。初日は、20代で亡くなった娘さんのご家族との仏縁を結ぶための法供養法座が企画された。内容も、ご縁も含めて、力が入っていた。ところがご家族が不参加となり、急に普通の家庭法座に変更。そのプロセスでもいろいろあったが、今度は、その担当者自身が倒れられた。支部法座自体の開催が危ぶまれたが、よくぞ踏ん張ってくださった。法座会場、食事場所、参加者のホテルに、女性陣は自宅でのお宿、さらに懇親会会場と、すべてを数日間で変更してくださったのである。「中止にします」との一言の方が絶対に楽であったのに、法座を開くという執念にはに頭が下がる思いであった。
おかげで、連れ合いだけでなく、娘も、初めて日高法座に参加することができた。親子三代でこの地に足を踏み入れることは、何も土地の問題ではない。そこに生きておられる、生きた念仏者に出会ってもらえたのである。
仏法に出会うとは、今、ここでご法を喜んでいる念仏者に出会うことだ。知識を得るため、成長のため、癒しや慰めのため、自己満足のための仏法なら、いろいろあってもいい。しかし、生死を超えていく教えに出会いたいのなら、たとえ一文不知でもいい、ご法を腹底から喜んでいる方に出会うしかないのである。
そのことが身にしみた法座であった。南無阿弥陀仏
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