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『御伝鈔』拝読に初挑戦

 緊急事態宣言の中での報恩講。密にならないように細心の注意を払う。定員を厳守し、法中も、講師もお1名の方にみで臨んだ。法話も2席ずつ交互に行う。信仰座談会も各部屋に定員を設けた。昨年の報恩講の時、今のコロナ騷動は予想だにしていなかったのである。

 さて、法話や座談はもちろん、報恩講は勤行もとても大切である。例年、勤式で学んだご法中がリードくださるが、今回はそれもなし。というわけで、法話検討よりも、勤行の練習の時間割いた。「大師影供作法」は、頌讃、画讃、乙回向が加わる。頌讃は導師の独吟、問題は画讃で、なかなか揃わない。乙回向も、皆さんも大声で普段の節をあげられるので、最後はおかしなことになってしまう。法中は二人だけだったが、

 なによりも、今回は『御伝鈔』拝読に初挑戦した。初めてなのには、それなりの理由がある。旧華光会館では、報恩講のお逮夜(ご命日前の夜座)には、上巻・下巻を隔年事に勤められていた。担当は、父か、勤式で学んだ人だった。また法話の後で、お善哉を振る舞っていた。台所は、同時にあんかの豆炭の用意もあり、大忙しだった。それが、法座に専念していただこうと、新会館移行の前ころからお善哉はなくなった。さらに、『御伝鈔』から蓮如上人の『御俗姓』として、夜座でも信仰座談会を行うことになったのである。30年以上前のことである。結果、拝読することはなかった。

 それが、昨年9月の聖典講座から『御伝鈔』を取り上げている。これがまた有り難く、面白い。「御絵伝」も一緒に頂いてる。

 というわけで、これまで済んで上段の第4段までをいただくことにした。久々に緊張したが、時間をかけて準備をしたかいがあってか、大きなミスをすることもなく、終えたのはよかった。

「けっこう練習されたのではないですか」と僧侶の方に言われた。「ハイ、そのとおり」。

「なるほど、それポク聴こえましたよ」と。

 まあ、それでよしということである。

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