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報恩講 行います

 人事のように思っていたら、大阪や兵庫に歩調合せ京都でも緊急事態宣言が発令された。政府は、様子見で決定を延ばす予定だっだか、世論の批判に押された形で早まった。

 週末の報恩講が迫っている。でも今回の開催には迷いはなかった。中途半端な気持ちで諮ると、間違いなく中止に傾くので、それはやめた。開催の方向で万全の準備を進めていくことをお伝えする。もちろん反対の声もあることも覚悟の上だ。それでもご講師の辞退やキャンセルも出ている。不安な方は、役員や世話役であっても、けっして無理はしてもらわなくてもいいことを伝えている。

 たとえ少人数になっても親鸞聖人のご恩徳を偲ぶ報恩講は開きたい。ご恩知らずであり、日頃は逃げることばかり考えている凡夫だが、後生の一大事が、あらためて不要・不急かと考えさせれている。

 この時期にご参詣くださる皆さんも、それぞれが覚悟を決めて臨んでくださるだろう。どこまでもいい加減な凡夫同士ではあるが、法の元に集い念仏の溢れる法座になってほしいと願うばかりだ。

 合わせてZOOMでも発信していますので、ご利用ください。

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