三が日、変わったこと、同じこと
皆さんも同じだろうが、昨年までとは少し違ったお正月を過ごしている。
別にお正月には変わりはない。元日は修正会があり、お節やお雑煮を食べ、正月番組も同じだ。
でも人の流れがやはり違う。
わが家も、名古屋から姉一家が、年末から2日までの滞在が無くなり、修正会のみの日帰りになった。姉は、嫁いで「ウン十年で初めてだ[と言っていた。元日の夜の外食も中止し、家族4名だけで過ごした。逆に、2日の夕方から北海道に帰省する連れ合いは帰らなかった。いつも大勢が集って賑やかな連れ合いの実家も、今年は来客がないという。義母も、」こんな静かなお正月は嫁いできてから初めてだ」と言っていた。彼の地は年末からの寒波と大雪でたいへんだという。最高気温でも氷点下10度、最低気温は氷点下20度を下回る日もある。家の中はすごく暖かいのだが、屋根の雪が凍てついて雪下ろしもままならないという。いくらこのあたりで、「寒い、寒い」といっても比較にはならない。
結局、例年とそれほど変わらない正月を過ごした。
相変わらず映画館に通ったが、2日も、3日も人出は疎らだった。三が日は自粛したのだろう。4日の方が混んでいたか?
今年の最初は、韓国映画『82年生まれ、キム・ジョン』からスタート。これは、とても繊細で、考えさせられる映画だった。同世代(30~40代)の女性が、育児に、結婚生活、社会進出するなかでの、女性ならでは社会や時代の無言の圧力、抑圧、生きづらさが、身のレベルでの不調という抵抗で現れたさまを、等身大で描いた佳作だった。日本でも大いに共鳴される内容ではないか。よかったです。
あとは連続して、日米の音楽映画のドキュメンタリー映画をみた。なかなかいいスタートがきれた。
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