『皇室の名宝展』
教科書でしか見たことのないお宝が目白押しだった。皇室の御物なので国宝などの指定は受けていない(正倉院の宝物もそうである)が、名宝の数々を堪能することができた。長らく一般に公開される機会が少ないので保管状態がによく、特に「蒙古襲来絵詞」や「小栗判官絵巻」などの絵巻物関係は色鮮やかで、素晴らしかった。
今、大河ドラマで坂東玉三郎が演じる正親町天皇の宸翰(しんかん)があったり、親鸞聖人が法然門下におられた時代の展示があったりと、とにかく興味津々。
その中でも、伊藤若冲の「旭日鳳凰図」はすごかった。「植物綵絵」は三十幅の超豪華な揃い踏みを観たことがあったが、これは初見。テレビ画面でライブで紹介されていたのを観たが、実物を前にした迫力感は別物。よかったです。
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