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充実しすぎの日高支部法座

 ここ数年、日高支部法座が活性化されている。核になる同人のご尽力で、各地からのお同行を受け入れて、充実した内容が続く。ただ地元の方の都合で、会場が転々としたて慌ただしいのも事実。特に今回は顕著で、2日間フル稼働であった。
 早朝、京都を出発。午前中に、同人宅での法供養年忌法要。ご子息は、みな子ども大会でご一緒している。もう40年も以前の話で、今では共に「老いるショック」を感じる中年世代となった。何十年ぶりであっても、共通する話題もあってよかった。もちろん、簡単に仏法の話題までは進まないが、勤行や称名念仏の勧めには素直に応じてくださったのは有り難く、まずは関係作りに務めた。これもまた仏縁である。
 お昼は、豪華な会席とアルコールも頂いたが、これからが本番である。午後は、日高の同人宅での支部法座だ。遠方からの初参加の僧侶の方にお会いしたが、その方のリクエストで「私・ご恩・仏さま」の例の三角形の図をもとにした法話。いつも座談で中心になる方のお話を丁寧に聞かせていただいた。今、彼が引っかかっているテーマ(仏法が表になっているが、実は別にある)が明かになったことがよかった。やはりじっくりと話を聞かせてもらわなければ分からないのである。
 座談を終えて、月忌参りが2軒。そこから、日高町から豊岡駅前のホテルに移りチャックインし、豊岡市の同人宅へと移動。ここがメーン会場だ。夜座は、今、今のぼくの率直な存念を聞いていただいた。皆さんにどこまでご理解いただけのるか分からなかったし、厳密には法話ではなかっかもしれないが、心を開いた表明という意味で、場の信頼ができることが幸せである。感染に配慮しながらも懇親会も持った。座談会で聞けなかった、それぞれの今を、順番に語ってもらった。もちろん発言時はマスク着用である。
 翌朝もT家での家庭法座。少し顔ぶれ変わったが、「四弘誓願」から阿弥陀様の別願である四十八願のお心をお伝えをした。しかし昼座のメーンは、実はランチにあった。ホテルの中にあるレストランで、フレンチのコースをいただいた。皆さん、満足である。法座よりも、食事の感想を述べる人があったのが、面白かった。
 そして、日高町に戻って4回目の支部法座。また顔ぶれが変わる。華光大会への企画に向けて思いを聞いていただく。法座終了後、皆さんは帰路につかれたが、先日亡くなった日高同人宅にお悔やみに向い、他に月忌参りが済んだころには、もうあたりは暗くなっていた。それでも連れ合いに運転してもらえるので、随分助かった。
 京都、大阪、兵庫、滋賀、そして岐阜とさまざまな方がお参りされたが、それぞれが絡み合って、仏法ではないところでも仏法の縁が結ばれようとする機微が有り難かった。厳しい視点もいいが、こんな機微が味わえるようになったことも成長である。

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