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『観無量寿経』終わる!

 先月で『観無量寿経』の講話は終わった。24回(2年6ケ月)かけて、読み終えた。浄土三部経に入ってから、7年間、61回の講義であった。ブリントを読み直してみると、最初のころりよも、後半になるほど詳しくなっている。
 
 今回は総まとめだ。最後に、親鸞様がどのように『観経』を御覧になっていたのか、総序や化巻の文、そして観経讃を頂く予定であった。

 ただメーンは、頭から通読、音読しようと考えていた。試しに、10ページ分をひとりで音読したら、15分はかかる。みんなで声を揃えるとなるとさらに時間がかかるだろう。65ページあるから、100分から120分も読みつづけることになる。これはなかなかたいへんな作業で、一気にいくのは無理、段落を説明して、ポイントや名所では、少しだけ立ち止まっていくことにした。

  それにしても声に出して読むのはとても疲れる。読むので精一杯で、内容が頭に入ってこないときもあっただろう。しかし、ただ受け身で、安楽に聞くだけではなく、こちらから身をかけて聞くところに意味がある。もし、「後で、一人で読んでください」と課題をだされても、ほとんどの人は実行しないだろう。その意味では、2時間45分と予想以上に時間(少し解説も詳しくなった)がかかったが、現代語訳でも通読してみることで、見えてくることも多かった。序分(発起序)のところに、流通分までつながる伏線があることも分かってきて、文句なく面白かった。

 結局、今回の講義で一番、得をしたのは、ぼく自身だった。終わるのが名残惜しく、もう一度、『無量寿経』に戻って浄土三部経を読み直したい気分だが、9月から違う課題に進むことにする。

 次回=9月13日(日)13時30分 「御伝鈔」(絵伝の解説も含めて)を読み進める予定です。

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