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帰国!

 とにかく最後まで心配だった。まず飛行機が飛ぶのか。帰国後もPCRの結果は? 公共機関を使わないで無事に宿に入れるのか。などなど、簡単にはいかなかったが、とにかく無事に、長女がブラジルから日本に戻ってきた。

 このコロナ騷動下、感染拡大が続くブラジルからの帰国。予定日の飛行機は飛ばず延期となったが、別ルートでの飛行機になった。でもいつもどおりとはいかない。関空便はなくなり羽田到着。帰国後も、空港でのPCR検査後、14日間は自主隔離が要請されて、その間、新幹線や電車を含むすべての交通機関の使用を自粛が求めれている。自家用車で迎えに行き、自宅隔離も検討したが、もしもの時のリスクは大きい。会館には人の出入りもあるからだ。

 まずはブラジルの自宅を出てサンバウロまで飛行機で飛んで、そこで2日間待機。12時間かけてドイツ・フランクフルトへ。そこで乗り換えて、また12時間かけて東京羽田までのフライトである。無事にブラジルを出発しても、ドイツからの便が欠航するリスクも充分ある。念のため、ブラジルの母親はサンパウロに留まって、フランクフルト発まで待機してくれていた。

 羽田に到着後も、どうなるかは分からない。空港でのPCR検査の結果が分かるのは、当日か、翌日か、または2日間待たされることもある。万が一、陽性の時もある。陰性の場合でも、その後、2週間の自主待機は宿泊も交通も自前で準備しないといけない。連れ合いが、何度もブラジルと連絡を取り合って、日本国内の宿泊場所、交通、少しでも快適な方法はないか考えてくれた。それでも、当日でないと分からない不確定要素が多く、到着後も二転三転。宿の変更や、交通機関の変更などの手配をすべてやってくれた。

 トラブルもあった。ブラジルの出発が大幅に遅れ、ドイツでの乗り継ぎがギリギリになった影響で、一緒に飛んでくる荷物(スーツケース二個)が、フランクフルトで乗り遅れたようだ。行方不明にはなっておらず、数日以内に宿に届くようだが、2週間分の生活必需品も入っているので、しばらくは生活も少し不自由だ。しかし、ブラジルのお寺を出発してから、4日間を費やしたのだ。ドッと疲れたようだが、いまは独り暮らしを楽しんでいる樣子で、ひと安心。

 再会は、2週間後の楽しみだ!

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