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「真宗法座の集い」開催!

 緊急事態宣言の解除の可能性にかけて、会館の法座を5月20日以降に集中させた。おかげで、日曜礼拝以外、無事(たぶん。結果はしばらくまたねばならないが)に開催することができた。今回の「真宗法座の集い」も、1日に短縮するか、予定通り2日間開催するのか迷った。全国の緊急事態宣言が解除がされたのをうけて、2日間の開催を決定。ただし、人数を10名に絞り、宿泊は各自で、懇親会も自粛、マスク着用に、間隔を開けた着座、最後は除菌での掃除で終了するなどの対策を施した。

 急な決定で集まる人はあるのか心配したが、物好きな(失礼熱心な)参加者はあるものだ。全日参加が9名に、1日参加が各日に2名ずつで、13名の参加があった。部分参加があるので、だいたい10名に世話人2名で、6名ずつのグループが二つできる計算である。

 ただいつものとは樣子が違う。以前なら、「なるべく近くによってください」と呼びかけていたのを、「なるべく間隔をあけて座ってください」と、道場の端から端まで大きな車座になった。しかも常にマスク着用。距離とマスクのために、人数が少ないのに、大声で、ハッキリと発音しなければ、声が籠もって聞き取りづらいかった。なんとなく、調子がでなかったが、これは慣れていくしかない。

 そして法座か終わって除菌液で消毒清掃をしたら、皆さん、早々に会館を出て行かれた。宿泊法座なのに、会館への宿泊者0(ゼロ)、懇親会もなしというのは初めての経験。たいへん寂しいが、これもいまは致し方なし。でも、風呂があがると、連れ合いがハイバールを手に始めていて、夫婦だけでの懇親会(いつもの同じだが)を開いた。

 皆さんも、久しぶりの2日間の法座で、しかも不自由な形だということもあって、どこかヨソヨソをしかったり、戸惑ったりもてしていたが、不思議もので、だんだんと心が温まって開いてくるのだはあったが、そのころには終了となったのはちょっと残念。何分、誰もが経験したことのない事態のなかで開かれたご法座としては、精一杯の形だったのではないだろうか。2日間、皆様ありがとうございました。南無阿弥陀仏

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