インド仏跡(24)~国境を超える
クシナガラからルンビニーまでは、やはり6時間のバスの長旅である。しかも、国境を超えてネパールに入らねばならない。インド側の出国と、ネバール側の入国の手続きがあり、ネパール側ではビザも取得する。もし、他の仏跡団体が重なると、何時間も待たされることなるので、早め早めに行動。この先手必勝が幸いし、涅槃堂でも、国境でも、同じ行動をしていたビルマの巡拝の団体より、常に一歩先んじることができた。彼らは、かなりの大人数だったので、これは添乗員さんのファインプレー。
行儀よく並ぶのは日本人の特出だと思っていが、皆さんも団長の合図ですぐ整列していた。
それでも、インド側でもネバール側でも、かなりの時間がかかった。インド側では制度変更の初日ということで、「仕事をしてます」の写真撮影があったのだ。ポーズだけとって、終了。コロナウィルスの問題が起こっていて「チャイニズー?」と何度も尋ねられた。
外国人と違って、インドやネバールの人は、この国境はフリーバスで往来。
緩衝地帯ギリギリでも商売しています。一応、写真撮影は不可。一度、中国の新疆ウイグル自治区の『入国』で、痛い目(武装警察が小銃ももってバスに乗り込んだ)写真はやめておいた。
ネパールにはいっても国旗が変わった以外、お金もインドルピーが使えて、特に変わった印象はない。あいからわずの悪路で、ネパール側は工事中で、一層厳しかった。遅い昼食をホテルでとって、ボロボロのワゴンに乗り換えて、ルンビニーへ。
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