花祭り
お 誕 生
『そのとき、ルンビニー園では、木の根元から、枝の先に至るまで、すべて同じように花が咲き乱れていた。枝の間と花の間には、五色の蜜蜂の群や、様々な種類の鳥の群が美しい声で鳴きながら、飛び回っていた。ちょうどルンビニー園全体が、帝釈天のチッタラター園と同じように大偉力ある王が巧みに整備された宴会場のようであった。
王妃はそれを見ると、サーラ林で遊びたいという気持になった。そこで臣下たちは、王妃を連れてサーラ林に入った。王妃はめでたいサーラ樹の下に行き、そこでサーラの枝を取りたいと思った。するとサーラの枝が、よくぬれた蘆の先のように垂れてきて、王妃の手の方に接近してきたので、彼女は手をのばして枝をつかんだ。ちょうどその時、この彼女は産気づかれた。女官達は、彼女を幕で囲んで準備をし、他の大勢の人々は退いて静観することにした。マーヤ夫人は準備の整った頃、丁度サーラ樹の枝をつかみ、立ち姿のままで出産された。と。その瞬間、四人の浄らかな心の大梵天が黄金の網を持って来て、その黄金の網で菩薩を受けとり、母の前に立ち、「王妃よ、喜びたまえ、大偉力あるあなたの息子がお産れになりました」といった』(「ニダーナカター・ジャータカ」)
「教主世尊は、弥陀仏の 誓い説かんと生(あ)れたもう
にごりの世にしまどうもの 教えのまことを信ずべし」
≪姉が、日曜礼拝の子供たちにと、花祭りのスノードームを送ってくれた。残念ながら、日曜礼拝(子供会)は当面は休会。
後ろは、インドで購入した合掌像。南無阿弥陀仏≫
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