こんなところにも影響が、、。
3月20日前後だったが、連れ合いがブラジルに荷物を送ってくれた。ブラジルにいる子供が、自分で注文した品物(コミックや文房具、そしてコスメ)に加えて、リクエストされたものがある。お菓子や即席のもとなど、日本でしか手に入らない食べ物もある。せっかくなので、欲しがっていた洋服も同送して、母や連れ合いが心尽くしで作った荷物である。
何分、地球の裏側の遠隔地で、10㎞ほどの荷物でも、送料は2万円近くかかる。送料は、母が負担してくれることになった。慎重に宛て名書、関税の書類も丁寧に造り、何度も郵便局に足を運び、いろいろと尋ねた。一度、送りかけたところで、相手(届け先)の納税者番号が必要だと分かったりと、簡単には遅れなかった。もちろん新型コロナの影響も心配だったので、取扱局でも、親切に何度も問い合わせをして下さり、やっと送ることができたようだ。
その荷物が、先日、送り返されてきたのた。もしも荷物が相手先に届かない場合は、「放棄する」「帰路の運賃も支払う」などの選択があったが、「帰路も支払う」を選んでいた。ああ、もしかしてまた2万円取られるのかと、嫌な気分になった。
4月2日から海外小包の受取に制限がかかたことは、ニュースでみていたが、その10日ほど前に送ったのだ。しかし、結局、ブラジルに行く前に飛行機にすら乗ることはなかった。海外への航空便が激減しているからだ。ブラジルに渡っていないので、料金は全額、返還されるということになった。
荷物の中の文具や服、化粧品はまだいいが、問題は食べ物だ。賞味期限があるのだ。荷物の再開は見通せない。たとえ送れたも、日数もかなりかかるだろう。ジャガリコ(ボテト)に、アメに、梅干しアメ、干しいもに、パスタの元など、各々10個ずつ。ぼくらが食べないものばかりが山積みとなった。日曜礼拝や法座があれは、飴やお菓子の提供してもいいが、今は休止状態なので、行く当てがない。
しかし、いちばん悲しい思いをしたのは、荷物を楽しみにしていた子供たちで、大ショックだ。
それにもまして問題がおこる。夏には、大学受験の準備で、日本に帰国予定だったのだが、いまの状況では、無事に帰ってこれるかも不透明な状況になった。せめて秋頃にはと願っているが、思わぬ不安材料である。
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