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インド仏跡(26)~ルンビニー園+新旧3つのマーヤー堂

 ●ルンビニー園と新マーヤー堂


 さて、釈尊のお誕生の地、ルンビニ―園。ここは、1896年、フェーラー博士が発掘調査し、アショーカ王の石柱を発見されルンビニーであることが確認されたとのこと。

 40年前に訪れた時には、遺跡の中央に白い小さな「マーヤー堂」(もちろん、摩耶夫人のお名前)と「沐浴の池」と、「アショーカ王柱」がある程度。回りには草原が広がっていた。それが開発が進んで、きれいな公園になっていてのには驚いた。この公園をマスタープランは、日本の高名な建築家、丹下健三氏だ。ネバールが観光にも力を入れる世界遺産でもある。1992年から世界仏教連盟、中でも日本の仏教界が力をいれて、ルンビニー園の復興事業が動きだし、従来のマヤ堂を解体して、考古学的作業を開始して、多くの出土品を発見、ここが釈尊誕生の地であることを示す「マーカーストーン(印石)が、旧のマーヤー堂の真下から発見されている。写真が、釈尊が生まれられた場所!!

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 そしてぼくが見た、3代のマーヤー堂です。

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≪旧マーヤー堂↑≫
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≪2000年には一回り大きい新マーヤー堂が完成↑≫
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 発掘された内部を見学できるように、新マーヤー堂の内部は回廊が設けられている。数年前、紀元前6世紀に遡る木製寺院の遺構が発掘されたというニュースを耳にした。釈尊の誕生に関わる世紀の大発見かもしれない。その遺構と見れなかった。
 今回内部の撮影は禁止だったが、10年前はOKだったので、そのときの写真を掲載。

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 マーヤー堂の仏陀生誕像は、マーヤー夫人の下に天子が立ち、左に侍女、右に帝釈天と侍女を配する形になっています。左手のかがみこんでいる侍女は、考古学者のバッタチャリャによりますと、マーヤー夫人の妹で、マハー・パジャパティー・ゴータミーで、マーヤーの死後、釈尊を養育し、養母となられた方だと言います。顔はけずり取られ、まっ黒になっています。上の写真が現物で、下が複製。

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 またこの堂の周辺には、煉瓦造りの大小の奉献ストゥーパが点在。1976~78年の発掘調査の際に掘り出されたもの。

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