気概
昨晩、 カウンセリングでお世話になっているN先生よりメール。
「明朝、6月のWS『仏教カウンセリングを求めて)』のご相談に窺いますが、ご都合いかがですか」と。
こんな時に、わざわざお出でにるのですか?
4月の真宗カウンセリングの月例会を中止する連絡をすると、「6名程度の人数で、あの広さの部屋で、そして十分、注意をしていたら、開催しても大丈夫ですよ」と、一番、残念がられ、一番、強気の発言をされたのだのが、一番、高齢で、お医者さんでもあるN先生だった。
今日も、定期的なボランティのために介護施設(たまに入所者と間違えられるらしいが)から寄ってくださった。
ぼくは、80歳を過ぎてからの先生しか知らないのだが、ますますその意気込みに驚いている。6月のWSのためのレジュメと、もし参加できない方のためにと、著書の抜き刷りをコピーを持参くださった。そして、「この道場の広さなら、十分に開催できますから」とのお話である。ぼくらのような素人ではない。京大病院の先生で、大学教授だった先生の言葉だ。
そして、「もし、ぼくが入院でしていたり、もしものことがあったなら、このコピーを参照してWSを進めてください」とのことである。そして、戦争中の空襲の生死の境をくぐりぬけてこられたことから、今の風情をいろいろとお話くださった。一方で、無責任でとはなく、緊張感をもって臨んでおられる態度が伝わってくる。その気概、姿勢には脱帽である。
それでも、どうぞお気を付けてお過ごしください、とも思った。
5月のことでもよく分からない。6月のこととなるとなおさらだが、ぜひ、実現したいものだ。
講座「仏教カウンセリングを求めて」(3)
日 時:6月27日(土) 13:30~17:30
18:00~20:00頃(親睦会終了)
場 所:華光会館(京都)近鉄十条駅徒歩1分
参加費:(一般)3,000円・(会員・学生)2,000円
詳しくは、以下をご参照ください。
http://dbpca.web.fc2.com/details/20200627.html
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