課題に取り組む決意
土曜~日曜の東京支部法座は中止となる。決定には、何度も相談をしてくださり、1日法座の提案も頂くが、結局は中止になる。た、そのプロセスにも関われて、納得することのできる中止だった。その後、首都圏に緊急事態宣言が発令され、感染者が急増する現状では開催はとても無理な話だった。
3月20日の大阪支部法座を最後に、地方法座は中止が続く。高山、福岡、筑豊での子供大会、そして4月は、京都、東京、広島、福井と中止。GM中の永代経法要も秋に延期。5月の地方法座もすべて中止になるだろう。6月以降は、未確定だが、現状は厳しい。もしこの状況が1年、そして2年と続くようなら、どうしようもない状況に追い込まれる。
しかしである。たいへんだと思う一面と、どこかでこれもまたこの世のならい、今生事はなんとでもなるという気持ちもある。楽観視とも、開き直りとも違う意味で、新たな状況の中でもやっていけるという思いである。
それにしても、今回のことで、自分自身も、また世の中(専門家でも)、いかに虚仮不実の迷いの身であるかを痛感させられる。自分自身も、状況が変われる度に、この迷いの心もコロコロ変わっていく。強気だったり、弱気になったり、何かに憤ったり、誰かを冷笑したり、突っ込んだり批判したり、それでいて恐れたりと、所詮は、状況の変化の度に、自分の想いに振り回されているだけだ。結局、先のことは何一つ見通せない、迷いのいのちを生きていることに変わりはない。
変わらぬ「仏説まこと」を喜ばずにはおれない。
土曜も日曜も、終日、家に籠もって、先延ばしてしていたインド旅行の後始末をする。感想文の編集や、全体写真の編集に、そのコピーしてCDを作る作業だ。そのせいではないが、久しぶりにマラサチャイを淹れたり、バナナラッシーを作ったりもした。これがなかなかおいしくて、連れ合いにも好評。彼女は彼女で、酵素玄米に初挑戦。3日間の時間が要するが、2日目に試食したが、おいしくてはまりそうだ。(写真)
他にも、朝晩、読書や勉強の時間をもったり、今にしかできないことに取り組もうと思う。すぐに成果がでなくても、今は力を蓄え、抱えている長期の課題に取り組む絶好のチャンスだと切り替えている。この期に乗じて、本腰を入れて頑張ろうと思っている。出張法座や行事の中止は大いに痛いが、一歩、飛躍するきっかけになるのかもしれない。
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