« インド仏跡(19)~バイシャリー(2)~ | トップページ | 下輩段(2)~下品上生~聞経か称名か »

インド仏跡(20)~ケサリア仏塔~

Img_6372

  ヴァッジ国の首都、バイシャリを後にされた釈尊は、ヴァッジ国の村々に立ち寄ってご説法されます。そして国境の街、ケサリアに入られました。

Img_6365
Img_6388

    玄奘三蔵様によると、釈尊を慕うリッチャヴィ族の人々が、釈尊の容態が悪いことを聞き知って、この国境の街まで見送りにきたといわれています。別れを惜しみ、なかなか立ち去り難い人々を前に、釈尊は神通力で大河を造って分かち、仏鉢を記念に残したというのです。その後、この地にストゥーパが建立され、アシャーカ王のマウリア朝からグブタ朝にかけて増築を繰り返し、46メートルの世界最大級のものではなかったかと推測されています。

Img_6384

 しかし、その後、イスラム勢力により破壊され土に埋没していました。それが、20世紀になってから発掘され、今世紀(2001年)になってからやっと公開されていた遺跡です。だから、ぼくも今回初めて訪れることができました。

Img_6403

 現在のケサリア仏塔は、高さ33メートル、直径105メートル。六層からなり、最上層には一部損傷しているものの円筒方のストゥーパが残されています。また一部、仏像が残れていますが、イスラム教徒に破壊されたのか、頭部が切り取られた痛々しいものでした。

Img_6397
Img_6395

 そして、いまもまだ発掘途中で、裏手に回ると、まだ土で覆われた丘のようになっています。将来の復元された姿が楽しみです。

Img_6421

  ケサリア仏塔にお参りした後は、涅槃の地、クシナガラへ。バスに揺られる旅はまだまだ続いて、途中、橋の上でのトラクター事故の影響で、大渋滞に。ガイドのバンシイーさんが交通整理をして、1時間ほどの渋滞で終えることができました。
 渋滞中の路上で夕日が沈んでしまって、日の出のように地平線に落ちる姿は見られなず、残念。

Img_6452_2

 それにしても、今日も日の出前か、夜遅くまでの長い長いバスの旅で、クシナガラは遅い到着となりました。

Img_6463_20200323142901
≪火葬場。遺灰は河に帰っていく↑≫

|

« インド仏跡(19)~バイシャリー(2)~ | トップページ | 下輩段(2)~下品上生~聞経か称名か »

旅行・地域」カテゴリの記事