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インド仏跡の旅(1)インドへ

    11年ぶり、3度目のインド仏跡巡拝の旅に出発する。

 当初は、関西空港からエア・インディアを利用する計画だったが、就航便が休止状態で、成田空港からのANAに変更となった。それで、伊丹集合は関西を中心に半数で、。九州、東海や関東の方は、直接、成田空港の搭乗口前でお会いする。
 総勢21名の旅。初めてお会いする方が2名、10年以上ご無沙汰の方が3名、これまで京都の会館にご縁のない方など、かなり新鮮な顔ぶれである。

 もちろん単なる観光旅行ではない。仏跡巡拝の旅だ。それだけに一味の旅の仲間との友好も大切だ。それで、旅のテーマの一つはに、「ONE TEAM」をあげた。たった10日間でも、飛行機もバスも一蓮托生の21名。ここで一緒に旅をするのも何かのご因縁であろう。「積極的に参加者全員にお声をかけしまょう」というミッションを出しておいた。どうしても、夫婦や友達、仲間だけで集りがちになるからだ。しかし、この心配はすぐに解消された。特に女性陣は、アッと言う間に仲間になっておられた。年齢的には、40代が1人、70代が2人で、後は、60代前半から50代と近く、いろいろなところで同級生も多かった。おかげで、終始、和気あいあいとした雰囲気で、いいチームでの旅となった。これは良い旅行の一番の条件である。
 
 さて、お昼過ぎに伊丹空港を出発して成田空港へ。そこから、インド・デリー空港(インディラ・ガンディー国際空港)へ、約6000キロを、10時間以上の飛行だ。深夜の00時(日本との時差、マイナス3時30分、日本時間なら午前3時30分)に到着予定。今回の旅は、交通移動は満点といっていいほど順調で、行きも予定より30分早く到着した。

 快適なフライトだった。といいたいが、アルコールを飲んだ後、飛行機が揺れたこともあって、とても気分が悪くなった。何度もトイレに立つ。吐き気にインドを前に心配わ募る。幸い、地上に着いたら、すぐに納まって一安心。乗り物酔いもあったのだろう。
 が、ここで、いきなりボカ発覚。飛行機の座席ボケットにカメラを忘れていたのだ。しかも忘れ物にも気付いていなかった。荷物の受取を待っていたら、ANAの現地職員が届けてくれた。本人も自覚がないのに、このスビード感にびっくり。さすがにANAの職員。インドでも社員教育が行き届き優秀だ。ありがとう。

 今回は、積極的にシャッターを切った。デジカメなればこそ。10日間で撮った枚数は、2800枚を超え、連れ合いにあきれられた。もしここでカメラを忘れていたら、一眼レフをもう一台もっていたとはいえ、がっかりするところ。しかも、デジカメはフラッシュが故障して、1週間前に、新品に交換されたばかりだった。カルマがよかったとしかいいようがない。

 デリーは霧雨だった。2日間連続の雨で、道はぬかるんで水たまりができていた。この時期にしては珍しい。しかも予想より肌寒かった。深夜でも車多かった。1時すぎにホテルに入った。都会のホテルは、入り口で荷物検査と、身体検査がある。

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 せっかくのインド1日目だが、今夜はシャワーをし、2時間程度の仮眠をし、明朝は4時30分起き。国内線でベナレスに向かう。テロの関係で、国内線のセキリュテイも厳しい。ほんとうのインドは明日からである。乞うご期待。

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 伊丹にある公園の日本。3年前、近くのホールで同人のお葬式
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 ニューデリーは38年ぶり。ずいぶん様変わり
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せっかくのホテルも短時間で出発

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