福岡家庭法座
1月の東京支部法座を終え、すぐにインドの仏跡の旅に出かけた。帰国後も、すぐに福岡での家庭法座、東海支部法座と続く。
我ながら、タイトな日程を組んだものかと思ったが、なんとなく自信もあったのだ。
幸い体調は大丈夫だった。仏跡巡拝のハードな日程、香辛料たっぷりのインド料理、胃腸が強くないぼくとしては、下痢や腹痛の心配した。ホテルの料理は外国人向けなのかとてもおいしかった。しかし、念のために腹8分目、最初は腹6分目に抑えた。さらにうがいも水道水使わず、氷や生野菜もほとんど食べないようにした。おかげで、下痢することもなく、連日アルコールも飲むこともできた。ただ揺れるバスや飛行機で爆睡する連れ合いを横目に、移動での睡眠はあいかわらず苦手だ。それでも体調も崩すことなく、元気に帰国できたおかで、法座に臨むことができた。
福岡家庭法座の初日の夜は、「しゃぶしゃぶ あり田」でのご馳走が恒例だ。これもおいしく頂けた。その後、ご自宅で呑み直し。こちらも最後までつきあえて、体調の方はOK。ただ酒席の話題がねえ、、このあたりはお互いさま、どうかほどほどに。
まだインドの高揚感が残っているのが、法話や座談にも力がはいった。
時代を越えて、国を越えて、また形を越えて、この令和の時代に、この日本の片隅で、お釈迦様がお悟りになり、お伝えてくださり、そして釈尊亡き後に、真の意味で仏教か誕生して以来、脈々と受け継がれ伝わってきた真実が、弥陀の本願となって、この私のこの胸にもイキイキと息づいてると思うと、いい加減なお取り次ぎはできないのである。自分の小さな殻に留まっておられる方には、どうかそこを、一歩踏み出してもらいたいの想いが強く、少々強い口調にもなってしまった。もちろんは焦ってはいけないし、分からない人は分からないのだが、せっかく宝の山に入なりがら空しく帰ってもらっては、あまりにも勿体ないのである。もっとも、こちらの思いとは別に、ご本人は案外ケロッとしておられる。ほんとうに極難信の法である。「法蔵菩薩のご修行」と題して法話であったが、今もまだ、法蔵様に修行のやり直しをさせているのだと思うと、ほんとに勿体ないことである。
いろいろと小さな想いが去来したので、帰路の新幹線でメモをした。ツイッターのように短い断想を、このブログにもちょくちょく綴っていこうと思っている。
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