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連続無窮のお導き

  華光会館の修繕工事で、道場の壁も新しくなった。以前より、つやがでてきれいなのだが、基調は同じ抹茶色の聚落なので、意識していないと見分けはつかない。

 その間、伊藤先生、悟朗先生の遺影を外していた。

 両先生の写真のトーン(白黒とカラー)の違いは仕方ないが、額縁の色(白と、黒と茶色の縞)も、サイズもバラバラなのが気なっていた。それで、リニューアルに合せ額縁を新調することにした。お店を回ったり、ネットで調べたりしたが、イメージがあわない。華光大会の4日前に専門店の額縁店にいった。現物をもって合せてみることにした。

 東寺の北側、東寺道にある額縁屋さん。既製品を考えていたが、そこは工房で、額縁・マットを選び、写真に合せて造ってくださるという。通常は1週間かかるが、3日間で大急ぎで仕上げてくださるという。おそろしいほど雄弁な店主で、次々と広がる話題の中で、生地になるマットを赤や金にする案もでたが、無難な形になった。額縁は、金とアンテーク風の古びた仕様を選んだ。時間経過と共に味が出てくるという。ほんとうにそれでいいのかどうかは分からないが、写真を合せるところまでお願いした。(これが正解だった。古い写真もきれいにしてもらえた)

 仕事を急ぎ。大会前日に完成してきた。おかげで、いいものが出来てけ、満足である。価格も、案外お値打ちで、安心した。

 楽しみにしていた母に一番に見てもらう。開口一番、「あれ、カラーになるんじゃないの?」。モノクロの伊藤先生の写真が、カラーになって揃うと思っていたしらい。残念ながら、それは無理で、変わったのは額縁である。

 運営委員会の皆さんにお願いして、大会当日に掲げてもらった。位置を揃え、左右の順番も入れ換えた。なかなか映えている。

 ところが、皆さんが気付いたわけではない。いつもお出でになっている方でも、まったく意識なく過ごされているようで、「ああ、そうですか」という、詮ない返事が返ってくることばかりで、ちょっとがっかりだ。不揃いが気になっていたのは、ぼくや役員さんたちだけだったようだ。

 ということで、ここにも写真を掲載する。お参り皆さん、今度は、意識して眺めてください。ここにも連続無窮お御導きがあるのですからね。

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