熊本の旅(4)~阿蘇の雄大な眺め~
白川水源から、阿蘇の山並みをぬけて、中岳に向かう。
ススキの草原や、放牧地の景色は美しい。
ただ熊本地震の影響なのか、地滑り箇所も多く見られた。中には、急斜面での砂防ダムを建設中のところもある。
噴煙の上がる中岳は、現在は立ち入り禁止。それでも、ロープウェー駅までは入れた。ちょうど熊本での開催されているラクビーW杯の直後とあって、外国(たぶんフランスからの観光客が多かった。
そのまま、草千里ケ浜に向かう。烏帽子岳の直下に拡がる草原である。懐かしい思い出の風景だ。展望台に登ったり、草原を散策したりする。しかし、子供の時のようには、馬には乗らなかった。草千里には、牛や馬の放牧はなく、観光客が沢山歩いていた。
ここまでかなり満足したが、まだ時間があったので、大観峰まで進むことにした。
米塚を横目に進む。かわいい形だが、これも噴火の名残である火山。
阿蘇の道の駅に立ち寄ったついでに、復旧中の阿蘇神社を見学。ただし、日本三大楼門も地震で倒壊して、現在は修復中だったので、外から眺めただけである。地震では、多くの文化財が被害を受けているのである。
その後、山道を走って、大観峰へ。阿蘇の外輪山のひとつで、朝眺めた南阿蘇からは、ちょうど反対の場所から阿蘇五山が眺めることができる。ただ、晴天だった空も、小となって、阿蘇五山が、お釈迦様の涅槃像のように見える様子は、モヤの中。肉眼ではなんとなく分かったが、うまくカメラには納まらなかった。
まる1日だったが、主な阿蘇の名所を回ることができだ。世界最大級のカルデラの雄大な自然を満喫して、満足の旅となった。
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