ビハーラ研究会~SDGs、復習篇
9月の仏教大学のビハーラ研究会のテーマは、6月の「カードゲームでを体感する」の後半で、分かち合い篇。
前回の案内文に、「国連で2015年に採択された「SDGs」(持続可能開発目標)達成のために、私たちには何ができるのかを、カードゲーム体験を通して皆様と共に考え、さらに「SDGs」と仏教との接点を探ってみたいと思います。」とうたわれていた。まったく「?」のまま躊躇しながらも 、しかし知らないからこその出会いや学びがあるだろうと、恐る恐る参加した。
おかげで、その時にペアを組んで話した男性が、京都支部のお盆法座にお参りにされ、カウンセリングの集いにも参加、ご縁が繋がったのは思わぬ収穫だった。彼はインド旅行にも、興味をもっていた。これも一方的な座学ではなく、ワーク形式だということで交流がうまれたのだ。
ところで改めて、「SDGs」についてのおさらい。「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、「エス・ディー・ジーズ」と発音する。
個人の願い(欲望というより、もっと深いところでの欲求)と、社会との関わりの中で、2030年に向けた社会全体で説く組む17の大きな目標(貧困や飢餓をなくすとか、教育の機会や差別の解消、女性の権利、環境問題など)を、達成するための具体的な169のターゲットで構成され、さらにより具体化するための252項目のインジケーターの3階建ての造りの構造をもっている。世界の人々が、国際的な共通の課題として、社会全体で取り組み、「誰ひとりとして取り残さない」という宣言をなされている。
前回は、経済と環境と社会の3項目に分けて、個人の活動が社会に与える影響、個人の夢とよりよい社会(地球環境であり、公共の福祉であり、経済発展でもある)を実現させていくために、いかに活動するのか。どうすればいいのかを、カードゲーム形式で体験的に学んでいった。
らたな提言である。印象的なことはあったが、一つ、二つ心に残ったことだけを記す。
今回は3ケ月以上の期間があいて、その時の思いは薄れてはいるが、前回の「カードゲームでSDGsを体感」体験について、車座になっての分かち合い。新たな提言である。印象的なことはあったが、一つ、二つ心に残ったことだけを記す。
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