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涙の中止決定

 聞法旅行の〆切日である。
 まだ定員を大幅に下回っている。最低企画人数の半分にも満たない。どうしようかと悩みに悩んだ一週間。
 結局、中止にすることにした。いい企画だったので、とても残念だか、お誘い不足を痛感した。

 聞法旅行は、仏の子供大会と共に、父が心血を濯いだ行事である。企画だけでなく、事前の下見の旅行まで行って、決めていた。役割も分担しあった。華光会館を離れて、先生と同行が一緒にお念仏の旅にでる。しかも単なる物見遊山ではなく、聖人や先達の御旧跡の地でご苦労を偲んだ。宿舎では法座だけでなく、宴会も盛り上がった。昔は、大盛況だった旅行も、近年は人集めが難しくなっているのである。

 それでも、1泊2日で行った一昨年の京都のご旧跡巡拝、昨年の「仏敵」は、40名以上の参加があった。それで、今年は2泊3日に戻した。しかし、惨敗である。3日間の貸し切りバス代、添乗員費用を考えて、多少の赤字開催も覚悟を決めていたが、この人数では難しい。

 敗因はいろいろある。2泊3日になり、連休中で、ホテルの費用がかさみ、料金が高かったこと。
 来年のインド旅行を考えている方もあること。
 そして、今は、需要が少なくなったことである。華光会館での宿泊も減少するように、一緒に寝食を共にするのが流行らなくなている。中には、法話だけ聞けたらそれでいいという、効率的な聞法を重視する人も増えている。これではつまならいなー。

 来年は、一泊二日でもいいので、ぜひ、来年は四国の法然聖人の流罪と、庄松同行の地に行きたいと思っている。早くから告知していきたい。

 ただ中止を決定を機に、その間の法座を構想も練っている。本当は、司会者研修会をやりたいのだが、ただ華光会館が工事中で、エアコンが使用できないので、会館使用が難しいだろう。
 それなら、昔からやってきた、臨地法座というかたちで、比叡山をゆっくり回るのはどうかとかも考えている。しかし、新企画をするにしても、今、ぼくに余裕がない。工事関係の打ち合わせ、華光誌の編集、そして、土曜日からは、高山法座(2日間)~広島カウンセリング(3日間)~法事法座と、6日連続で行事か詰まっている。でも開いた日程がでると勿体ないと思ってしまう。相変わらずの貧乏症が顔を出しているのである。

 

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