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大文字

 遅めの夕食の準備を手を留めて、屋上に大文字を見に行く。如意ヶ岳の大文字は見えなくなったので、8時20分ころに上がるとちっうどいい。会館から見えるのは、「左大文字」と「鳥居型」だけになってる。それもだんだんと一部がかけ無常を感じさせれらる。今年は、なんとか昨年並の見え方である。ボツンと小さく見えるだけだ。台風の心配はなかったが、時より強い夜風が吹いて、心地よい。雲間に見える濃い黄色味を帯びた月にも、なんなとく風情を感じた。

 屋上から、3階の母を覗く。母は、テレビでの大文字の中継を見ていた。

 テレビ画面いっぱいに、五山の送り火が映っている。こちらは、クッキリ、ハッキリ、大きく見える。思わず、顔を見合わせて笑ったが、ぼくもしばらくテレビ中継を見た。でも、やはり違いはある。いくらはっきり見えてもな~ この差は何のでしょうかね。

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