広島真宗カウンセリングWS(3)「余韻」
広島での3日間のワークショップが終わった。
S先生と新幹線をご一緒して、京都に着いた。それから、京都に来ていた姉と一緒に、東本願寺の前で食事を楽しんだ。あれだけ、からだを動かすことなく飲み食いをして、満腹感に浸りながらも、また御馳走を前に、しっかり食べ、しっかり飲んだ。浅ましいといしかいいようがない。
結局、この3日間は、食べて、座って、心を動かし、食べて、座って、心を動かし、温泉入って、飲んで、そして寝る。また起きて、すぐまた食べて、座って、心を動かし、また食べて、座って、心を動かし、また食べて、座って、心を動かし、入浴して、飲んで、そして寝る。また起きたらすぐ食べて、座って、心動かし、また食べて、座って、心を動かして、あっという間に過ぎていったのである。
いつもなら散歩したり、泳いだりすることもある。しかし、雨が降っていたので一度も散歩にもいかず、水着も忘れて泳ぐこともできなかった。だから、食べて、座って、飲んで、寝るを繰り返していた。
でも、不思議と一人ではなかったという思いが強い。ご縁が整い、3日間、同じ空間に17名の老若男女と共に座らせてもらった。そんなご因縁のなかでのワークショップは、やはり尊かった。
夜、一人になったら、余計に、心は激しく動いていた。布団に入っても、またあれこれと心は働き続け、いろいろな思いが去来してくる。疲れているはずなのに、興奮状態なのか、熟睡できないまま、何度も目が覚めては、なかなか寝つけかれない。この3日間で、明かに心が解き放たれているのが、よく味わえる。日頃、自由でありながら、いかに不自由に生きていたかが分かった。
もう一度、基礎からカウンセリングを学びたいと思った。来年は、法座を一つ休んで、3泊4日カウンセリングワークショップに参加したい。
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