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M家お盆法座

  M家のお盆を兼ねた京都支部法座。今年は、都合で華光会館を会場に開かれ、M夫妻も元気にお参りくださった。京都や大阪に加えて、広島、日高からの参詣者、初めての方、久しぶりの方と、賑やかな顔ぶれだ。

 勤行は、表白、『仏説阿弥陀経』、和讃2首と、最後の回向文は「其仏本願力 聞名欲往生」の東方偈のご文。これは、法然聖人の『和語燈』(三部経釋)にもある、別名「破地獄の文」と言われる。もちろん、浄土真宗においても、十八願文そのものであり、また17・18・11願のお心としもいただける重要なご文である。

 ご法話は、二席で二つのテーマを考えていたが、都合で前席に予定した「お盆」についてのみで終わった。案外、皆さん、お盆のことについてご存じなかったからである。

 盂蘭盆の語源や目連尊者とお母様のお盆のエピソード、そして、一般の先祖供養としてのお盆のあり方と、浄土真宗の立場などを皆さんと考え、最後に、一般的な三世、仏教の三世観の違いについてで結んだ。(参照『子供の聖典』57頁)つまり゛

 一般的な三世では、過去「先祖」→現在「自分」→未来「自分」
 仏教では、過去世の「自分」→現世の「自分」→未来世の「自分」
 として、あくまで自分の問題として、三世因果を捉えていく。もちろん、親がいなければ、今の自分がないように、先祖もまた親の延長として、なくてはならない存在だが、決して、先祖が仏でも、また前世の姿でもない。あくまでも、自己一人のところで、後生の一大事を心にかけて聴聞する。後生の解決をさせてもらうのが、浄土真宗の要であることをお話しして、締めくくりとした。

 ぼくたちば、当たり前だが、なかなか世間一般には、ご理解いただけないところでもある。

 

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