広島廿日市での支部法座
福岡の家庭法座に続いて、広島での支部法座。一年に一度、廿日市での法縁である。
廿日市で開催するから、ぜひ参加頂きたい方もあったが、残念ながら不発に終わる。それでも、広島市内だけでなく、尾道や福山、安芸高田などの離れた地域からもご参加くださった。
しかも、今回、しみじみと尊く想ったのは、母と娘で参加された方が、3組あったことだ。そのうち、娘さん(しかも姉妹)がお母様を誘ってお参りくださった方が、2組である。しかもその両方が、そのルーツは熱心な祖母(もともとは華光ではなかった)ご縁から始まる。それが、隔世遺伝(?)、母親よりも、その娘(孫にあたる)さんに、先に届いたところが有り難い。熱心に家庭法座を開きお世話をしたり、または善知識に師事して聴聞に励まれていたという。その陰徳が、お孫さんの仏縁として華開いたのであろうか。
そしてそれが逆方向に、娘さんから母親へとの仏法が逆流するのである。その想いに応えて、参詣くださった母親のお心の尊さを想う。今は、ご縁のところではあるが、その方の参加を皆さんが喜び、そして長老が拝まれた姿が尊かった。頭から「聴け聴け」といわずとも、何か大切な想いが伝わったと感じさせられた。
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