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まもなく報恩講さまです

元旦。今年、最初の電話は、副運営委員長のNさん。報恩講にご講師の欠席の連絡である。続いて、運営委員長のUさんからも電話。同じ件で、変わりご講師依頼についての相談である。幸い、何名か候補があって、すぐに対応をしてもらえた。元日の朝から、ほんとうにお世話様です。

 そして、修正会の休み時間には、報恩講の当番役から相談を受ける。お一人は初めて世話役、もうお一人も、メーンの世話役は初めてとあって、ずいぶんと心配されている。お二人だけで運営するのではなく、しっかりと運営委員会でフォローされるのだが、やはり初めてというのは不安なのだろう。ある意味では、ちょっとうまく連携が行っていないのが気がかりだが、それだけ熱心に取り組んでくださっているともいえる。いずれにせよ有り難いことだ。

 お世話役にもいろいろあって、完全な裏方もあれば、表にでる役もある。当日、忙しい方もあれば、事前準備を頑張ってくださる方もある。そして、そんな皆様の方の力が結集されて、法座が成り立ってく。お客さんとして参加するだけでなく、何かお世話をする。さらに役割をもったり、メーンの仕事をすることで、気付かされることも多い。誰かのためというより、結局、得をするのは自分自身である。

 しかし、だんだんと効率とか、損得のものさしだけで考えるようになる。若い人や新しい人の中には、深く関わると手伝わさせられるのがいやだと、と敬遠される方も増えてきている。仏法が聞きつらい世の中になっているのだ。

 その意味では、親鸞聖人のご恩徳を尋ね、報恩謝徳の念を深くするという報恩講ほど、有り難いものはない。

 皆様、どうぞ、奮ってご参加ください。

◎1月12日(土)~13日(日) 親鸞聖人の報恩講法要

http://keko-kai.la.coocan.jp/event/2019/detail/01/hoonkou2018-1.htm

 

 

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