冬の北海道(5)~クマ牧場
翌朝は、ホテルの目の前にある登別の熊牧場。駐車場からロープウエイ(ゴンドラ)に乗っていく。好天で眺めがいい。ときおり魚が干さ
れているゴントラとすれ違う。熊のエサになる鮭トバを作っているという。ぶら下がった鮭が空中を漂う姿は、なんとも面白い。
熊牧場と聞いて、冬は閉鎖されていると思っていた。熊は冬眠しているからだ。しかし、クマ牧場(ここ以外も)熊は冬眠をしない(ささない?)という。ほとんどが園で生まれたヒグマだそうだ。
人間のオリのゾーンへ。オリといっても、アクリルのドーム状に両サイドにクマがいて、そこにエサを投入する筒がれり、人間がくるとエサをもらえるのが分
かって、クマがそこにへばりついている。梅干し大の小さなエサ欲しさに、もらえないと吠えて訴えるというのだ。目の当たりにすごい迫力だ。でも、このシステムを見て、子供が、「人間って残酷なこと考えるな」という
と、もう一人が、「それを、うちらは喜んでいるのだから」と答えていた。
そしてメーンのクマ牧場へ。何頭も大人のクマがいる。それぞれが、見物客が投げるエサを欲しさに、それぞれのアピールをしている。立って手を振るものに、正座(?)してたのももの、V字するものに、ただ眺めるもの。なんとも人間ぽくって愛くるしいが、同時に何とも哀れである。たった
2段(人間と畜生)違うだけで、これだけのみじめな姿をさらしてたいるのだ。
なんか楽しいとうより、哀れというもなかなかあわれなり、である。といって、この姿、僕たちとどう違うというのか。
ほかにも木渡りなどのアスレチックをやらされるものいったが、こちらのほうがまだ楽な気持ちで見れた。
で、そのせいかしらないが、子供が、「一番楽しかったのは、アヒルの競争やったな」といっていた。馬券ならぬアヒル券を買うものレースが、クマの前にあって、それがみんなもっていったということか。
以下は、クマ牧場からの壮大な風景
≪↑アイヌコタンを再現したエリア≫
≪↑日高山脈≫
≪↑クッタラ湖は、真っ丸なカルデラ湖。透明度も抜群で、厳冬期は氷一面に≫
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 4年ぶりの北海道(4)~旭川・川村カ子トアイヌ記念館(2023.02.02)
- 4年ぶりの北海道~深川市~(2023.02.02)
- 4年ぶりの北海道(2)~白老・ウポポイ~ (2023.02.01)
- 4年ぶりの北海道(1)~登別温泉~(2023.02.01)
- 願寿寺の紅葉(2022.11.24)