冬の北海道(1)~洞爺湖~
2年ぶりに冬の北海道へ。
正月の帰省ラッシュのピークと大雪が重なり、新千歳空港は混雑していた。迎えにくる予定の連れ合いも、大雪で高速道路が通行止めとなって、約束の時間に遅れてきた。それでも、まだ北海道に向かう便には影響が少なく、遅れはしても無事に到着することができた。
直接、連れ合いの実家の深川に向かわず、前半は、新千歳から南下して洞爺湖や登別を巡るコースを計画した。
ぼくは、洞爺湖や登別は2度目になる。
2000年のミレニアムの年の「壮年~聞法旅行」が、初めての北海道旅行だった。その旅は充実し、かつ楽しかった。参加者の中には、「これまでさまざまな旅行に参加したが、今回が生涯で一番楽しい旅行でした」といわれた方まであった。
1泊2日の函館でO家の家庭法座を開いた後で、有志による観光。湯ノ川温泉に泊まり、函館観光。その後、有珠山や昭和新山を巡って、登別温泉に入った。ちょうどちょうど洞爺湖付近で爆発があり立入禁止だったでの、代わりに支笏湖を巡るコースになった。いま写真を見てもみんなニコニコしている。そしてみんな若い。同時に、父を始めて往生されたたり、高齢でお会いできい方、いまやご縁が途絶えた方もおられる。どんな楽しい一時も、ご因縁次第で変わっていく、諸行無常の事実に感慨深い。
その2000年は上の子が生まれた年だ。今度は、子供たちとの旅である。
空港付近は雪だったが、南に向かう高速道路には雪はなく、順調に車は進む。京都を朝7時に出発し、直接、洞爺湖に向かったが、到着した時には、あたりはもう暗い。
寒いので、みんなはホテルで休んでいたが、一人でライトアップを見に行く。このあたりは日本人によりも、中国や台湾、そしてタイの観光客で賑わっていた。
翌朝も雪が降って、視界が開けない。せっかく、湖側の最上階に宿をとったのに残念だ。ただ湖からアホウドリ(だと思っていた)が飛んできて、ベランダに留まるのが珍しかった。 洞爺湖はカルデラ湖としては日本有数の湖である。遊覧に出かけると、たくさんの水鳥がついて来る。海ではないので、アホウドリのような海鳥ではないらしい。でも風景よりも、みんな水鳥に夢中になる。餌付けをすると追いかけてくるのだ。
それでも、遊覧しているうちに天気が回復してきて、美しい風景も楽しめた。昭和新山や有珠山も見えている。ちょうど部分日食の時間だか、そこまでは肉眼ではわからなかったが、気分だけでも、、。
≪↑明け方の洞爺湖畔≫
≪↑昭和新山と有珠山、部分日食のころ≫
≪↑洞爺湖の中島≫
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