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『カメラを止めるな!』は面白い

映画『カメラを止めるな!』を観た。

https://kametome.net/index.html

300万円の低予算のインディーズ映画が、異例の大ヒットで、今年の映画界の最大の社会現象になっている。

もう各種メディアで盛んに紹介されているので、ストーリーはいいだろ。

とにかく面白い! 大声で笑ってしまった。

ゾンビ映画の撮影シーンが、37分のノーカットで描かれている。手持ちカメラで振れたりする。妙な間や音が入ってくる。おかしなカメラワークに、妙な設定や動きがある。出来の悪い学生映画のようだが、後半、逆に、これが伏線となって、ドンドン氷解していくのだ。前半に違和感を感じれば感じるほど、後半が大爆笑という構図に、完璧にやられた。ただ面白いだけでなく、映画作りの困難さや映画愛に溢れている一本。

すべてタネ明かしが分かったとして、もう一度みたたらどうなるのだろうかな? 

ところで、京都新聞の紹介記事では、この監督(ほんとうの)が、高校生の時に手作りの筏で琵琶湖横断を試みて、行方不明になった時の実際の記事が掲載されていた。当日は、迷惑な無謀な話でしかないのに、これがこの映画「不可能とと言われれば燃える」の原点みたいな、、。掌を返しもいいところ。

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